あのチェルノブイリ特集から見る、核のゴミ！

　事故の規模で言うなら、チェルノブイリの方が大きいのだろうが、事故後の状況は殆ど同じである。

　日本の政財界が言うように単に、想定外だから今後については心配無いと言えるものではない。

　現に、チェルノブイリの後処理を見るに廃炉についても核のゴミの処理についても原状とは程遠い状態である。

　日本では、廃炉を完了する見通しとして40年と言われているが、原発跡地が更地に戻り、再利用出来る状態にはならないであろう！

　チェルノブイリのように今なお、子供たちの体調異常や、癌の発生状態を見れば跡地に安心して居住出来る人は少ないに違いない。

　そうして莫大な費用を掛けて原発廃炉を終え自然を取り戻すことを考えれば、原発の相対的な価値のマイナス面が際立つ。

　いくら費用が掛かろうが、そこから利益を得られることに魅力を感じる一部の人間のエゴ！

　そういった情報を彩って、心配する必要が無いように報道する日本の常識！

　似たような傾向は、東日本大地震や熊本地震の現状にも窺われます。

　今回も補正予算が施行されるが、半分は行方知れずになるという！

　支援だ、ボランティアだと、露も知らずに能天気に浮かれる日本国民！　大変、怖い話です。

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人が求めるもの！

　東京五輪のエンブレムが決定した。　私にとっては何の価値も無い虚しい出来事に過ぎない。

　熊本の地震でさえ私にとっては他人事？　何事も関わる者にとってのみ、価値があるのか？

　出来る事だけ為せば良い！　流れの儘に流され、生きている実感が在りさえすれば十分である。

　最近の世界、最近の日本、最近の周囲を見ていて、人が求め、人が満足を感じるものの全てが虚しく思えてならない！

　楽しい、素晴らしいと思ってみても、それは一時に過ぎないのでは？　一時の自己満足に浸る為に群がり、目が覚めれば残るのは虚しさだけ！

　私が今、充実を感じるのは努力した人が結果を得て喜ぶ姿を観る時だけ！　特にアスリートの努力が報われ、その努力が評価されて当人や周囲が喜ぶ姿が清々しいと感じます。

　その評価や称賛が的確であるほど清々しい！　

　この清々しさを勘違いする人も多いように思います。　実のある成果かどうかは残るものに依ります。　この度のエンブレ決定や、サミット誘致の成果は、後に残るものは何がある？

　本来は何も残らなくても良いのだ。　何も無いのが当たり前！　何かを求めるのは、人間の業！

　人間の持つ業の深さが、人を惑わすのでしょう！　あるが儘に生き、あるが儘に死んで行く！　それこそ人間の生でしょう！

　生も死も、大した問題ではない。　心を奪われる事こそ愚かと、私は思います。　

未知の恐怖、未経験地震！

　現代人が知らないだけで、地球上には様々な天変、地変が繰り返されてきた。　現在、発祥している地球上の地震は、可能性を考えれば、極限の地震の１００分の１にも満たないものであろう！

　日本が大陸から分離して島となったのも間違いない事実であろう！　人間が知り得る範囲の知識では地下のマグマの変化や活動については無に等しかろう。

　この度の熊本地震は未だ、進行中である。　これで収まるなどという保証は何処にも無い。　特に地盤が横にずれるという断層地震である。　ずれた先にも、ずれの元でも、緊張が高まっているはずである。

　その緊張が解れるまでは新たな地震が発祥し、延長する。　あの東日本の地震での地盤沈下が良い例である。　海岸線が東に１ｍずれたと言う。　その結果、地盤は1ｍ沈下した。

　今、何が起きているかと言えば、40ｃｍほど、隆起していると言う。　何故かと言えば、地盤は時間を掛けて伸び縮みしているからだ。　現在の学者達の判断では、この断層の動きと、其の遥か下のマグマとの関係については、あるとも無いとも言えないと言う。

　だから、この断層による地震が、阿蘇山の噴火に繋がるかどうかも不明である。　自分達が経験していないから、震度8以上の地震が起きれば想定外で片付けるのだろう！

　しかし、もう一段大きな断層地震が起きないとは誰も断言出来ない。　極端な発想をすれば、日本列島が二つに割れるような地殻変動が起きても、それも唯の想定外に過ぎないのだ。

　地球の寿命から見れば数千年なんて、一瞬である。　宇宙の寿命から見れば、地球の存在そのものが無に等しいのだ！

　それほど騒ぐことは無い。　天変、地変に出会った人が、運が悪かったのだ。　生きている者は、生きていることを満喫すれば良い。　死を恐れたり失うことを恐れる愚かさを知るべきです。　

タックスヘイブンの闇！

　いつの時代にも悪巧みする輩は多い！　まだ、スイス銀行に隠す時代は、それほどでも無かったであろう。

　手立ては益々、巧妙になり複雑なカラクリで善民の目を晦ましている。

　田中角栄がロッキードで、国家間の取引の裏にある関係者への見返りを暴露されて万人の知るところとなりました。

　今も尚、あおの汚い取引は引き続いています。　闇に動く資金ですから、保管の仕方も巧妙にしなければなりません。

　タックスヘイブンの主たる目的が、節税、脱税にあるように言っていますが寧ろ、この部分に大きな役割を果たしています。

　所謂、血に彩られた闇資金です。　政治関係だけでなく、マフィア、ヤクザも表に出せない資金が一杯あるのです。

　二度目の政権を取った安部が、世界各国の訪問の数を増やしているのも、この資金を得る為です。

　架空の名義や、ペーパーカンパニーを使っていたり、名も知れない団体名ですから、何処まで明らかにされるか？

　いつになっても、強欲な悪人は尽きませんね！

今回のマスターズ、松山君！

　二日目の最終ホールのパッティングから、ズレが出ていました。　そうして、三日目の１６、１７ホールでのパッティングにも出ました。　結果、最終日の前半の大事な時に乱れてしまいました。

　三日目には、あのスピース選手でさえ、パッティングが決まらなくなり、それがショットのミスにも繋がります。　パッテイングの感覚のズレは微妙に、ポーズに現れます。一定のリズムが決まらなくなり、集中心を失うのです。

　一旦、その状態になると、そこに不安やら迷いが出て、ショットにも狂いが出ます。　一時的に崩れると、2～3ホ－ル立ち直れません。スピース選手も松山君も崩れた時には、同じようにボギィ、ダボと続くのはメンタル面が同じだからです。

　スコアを見れば、乱れた時期に3～4ホール続いています。　この狂いは、ショットにも出ます。　スピース選手のショットが暫く、右に傾いていました。　この傾向は、初日には無かったと思いますが、最終日には極端に出てしまいました。

　スピース選手は連覇を逃し、松山君はメジャー制覇を逃しました。　この微妙なメンタルのズレが勝負の神様の気紛れを招くのでしょう！

　二人には次の機会を期待します。　特にパットに現れる動きから、ズレているなと感じる時があります。　特に今回のスピース選手は、仕切り直しが多かったのも、この為かと感じました。

　最終日に、ノーボギィの優勝者との違いが如実に、このメンタル面の狂いを表していました。　人生の節々に出る狂いにも注意したいと感じます。皆さんも、狂いが出た時の対応に注意して、幸せを見失わないようにして下さい！

松山君のマスターズ！

　いよいよチャンスか？　３打差で決勝ラウンドに進んだ松山君！　決勝ラウンドでの追い込みは松山君の得意とするところです。

　簡単ではないと思うが、後2日が楽しみです。　バーディの数では一番の松山君です。　辛抱強さでも知られています。

　この前の優勝は、プレイオフ4ホール目での決着でした。　２日目の最終ホールでのボギィが惜しかった気がします。

　明朝のテレビでの観戦で、また寝不足になりそうです。　大リーグと水泳のオリンピック選手決定大会！

　他にも、オリンピック関係の大会が続きます。　大いに期待して、楽しませて貰っています。

　皆さん、怪我無く頑張って下さい！！

金持ちの悪巧み！

　人間の質は悪くなるばかりで、金持ちは益々、狡くなり欲深くなるばかりです。　以前はスイス銀行に蓄財し今は、タックスヘイヴンとか？

　益々、巧妙になり裏金作りに必死ですね！　その資金の元は、国民の税金や浄財です。

　各国間で、救済金、支援金、協力金の名目で資金を動かし、互いに見返りを提供し合います。その資金を蓄積するのが昔はスイス銀行であり今は、タックスヘイヴンという訳です。

　税金の低い国にペイパーカンパニーを設立して、闇の預金を蓄積します。　マネーロンダリング逃れの姑息な資金作りです。

　いつの時代も変わりませんね！　金が全ての悲しい時代です。

　FIFAに限らず、世界のあらゆる機構が腐敗しています。　ノーベル賞から世界遺産に至って全てに、この欲望が蠢いています。

　人間の醜さは、姿、形ではありません。　醜い心の持ち方が世界に憎しみや恨みの念を撒き散らしているのです。

　その渦は主に、富裕層や要人達に蔓延しています。

　もう少しで良いのです。　穏やかで、長閑な世界が欲しいです！

またまた報道による国民騙し！

　先日、メディアによる賃上げについての報道がありましたが、明らかに国民を幻想に導く誘導の内容でした。

　大企業と中小企業のベースアップの比較ですが、単にベースアップの数字だけを示して、中小企業が大手を上回る賃上げをしたかのように見せかける姑息な報道です。

　一般の視聴者は、日本全体の賃上げが成されたかのように受け止めますが、賃上げの要素に定期昇給とベースアップがあって、基本的には大企業の定期昇給が大幅に大きいために所詮、中小企業では賃上げとして大企業に勝てません。

　稀に中小企業で大幅な賃上げが可能でも、長期的に見れば大企業が勝ります。　こういう報道は政府寄りのメディアが挙って取り上げる日本に多い傾向です。　たった数百円のベースアップで、数千円違う定期昇給を上回るはずがないのです。

　あらゆる方面で、このような数字のマヤカシが蔓延する日本です。　それだけ日本の要人達の腹が黒く、その反面、愚人化した国民は一層、能天気に騙され続けています。

　日米安保然り、基地問題然り、年金問題然りです！　国民が馬鹿で能天気で、勤勉なのが自分達の身の安全としか考えない政財界が、そこにあります。　もう少しだけ、国民が賢くなるべきです。　長い将来、日本が栄える為には、今のままでは適いません！