ふかよんライフスタイルファンド日記Ⅱ

生活・仕事・遊びのポートフォリオを重視し、ライフスタイルの「運用」を考えていきます。

(株)チェンジ IPO

2016-10-02 09:10:49 | Weblog
市況かぶ全力2階建「自称NEW-IT屋のチェンジ、カタカナと造語を駆使した中身が空っぽな「成長可能性に関する説明資料」を携えて上々のデビュー」(URL : http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65875560.html) で、アクセンチュア出身者によるIPOが記されています。

確かに、市場の成長性・将来性の図は、いったいどうしたらこんな図になるのか、この図1枚だけで信用を無くす、つっこみどころ満載な図。

IT部門のITの市場規模は、現在約14兆円なのですが、これはハード・ソフト込みの現在のトータルのIT市場規模です。それが、どうして、経営とLOBの市場が急拡大して、合わせて将来3倍にもなるのか、さっぱり意味わかりません!ですが、私は、チェンジという会社の実態は、米国のApple社とモビリティパートナー契約を締結しているとか、この説明資料よりもはるかに良いと考えています。

表現や見た目重視でなくて、他の最近IPOした会社のような、表現や見た目はごく普通で、内容が優れている説明資料でよかったでしょう。

私は、懸念していることがあります。

チェンジ社は(おそらく)優良企業で、チェンジ社の業績に関する懸念ではありません。

懸念は、この会社のIPOが、「180日ロックアップのカバー率は全株100%」となっており、ふつうのIPOと違うことです。経営陣が株を売ってこない、需給の懸念が無いため、PERやPBRを無視して、暴騰しやすく、その後、暴落しそうなことです。

9月30日、チェンジ株は、ストップ高4,480円でしたが、PER 127.53倍、PBR 27.44倍と、すでに、説明不可能なほど、高値に達しています。

今週以降も株価は上昇していくかもしれませんが、その後には、暴落が待っていると、私は思います。

上場日:2016年9月27日
主幹事証券:SBI証券
事業内容:モビリティ、IoTビッグデータ、クラウド、セキュリティなどのテクノロジーを活用したサービス及びIT人材育成のための研修の提供(NEW-ITトランスフォーメーション事業)
コメント
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