フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

ユリのラウンド ~フォーマルリニアールをリメイク~

2016年02月23日 | フーちゃん作品

先週の水曜日に作った「フォーマルリニアール」
こんな感じでしたよね



作った時は開花しているユリの花が少なくて、トルコキキョウで補っていたのですが、
1週間経つと、ユリもほぼ満開に近くなります



ユリの花弁が外側に広がり、トルコキキョウに被さってきたので、
位置を変えてみたりして少しずつリメイクしていました
でも、スプレーデルフィニュームがヒラヒラと花弁が落ち始め、少し見苦しくなってきましたので、
全体をリメイクすることにしました

このような花器を使います



直径23センチのお皿のような器ですが、中央が凹んでいます
デコラティブな4つ脚です



ここに、フローラルフォーム1/2を置きます
少し面取りしておきます



最初のアレンジで使った花材のうちでリメイクでも使ったのはユリとスイートピー、
トルコキキョウのつぼみと、ハラン、ユリの葉少々

新たに加えた花材はカスミソウとマルバルスカスです

こんな感じになりました(^_^)



迫力あるユリのラウンドです

ユリの花をメインにしたラウンドを作ったのは初めてです
花弁が星型に開くので、星型の花と花の間にできた隙間を隠すのに
スィートピーを使っています

正面から見た時に、左右対象にならないように、
右斜め手前にハランのループ2枚、ユリの尖ったつぼみを配置
左奥に残りのハランのループ1枚と、左手前にマルバルスカスを入れました

左側から見ると



右側から見ると



後ろ側はこうです



上面からは



最後にどうしても空いてしまう隙間に、カスミソウを入れました

大きな花で、花材の配置が左右非対称になるように
ラウンドを作るのは
実際にやってみると、結構難しいものです

でも、ラウンドを綺麗に作ることはとてもいい勉強になります

「すべての基本はラウンド」なのです



直径40センチ
花器口からの高さ20センチ

ユリの花がかなり開いていますから、このアレンジはそんなに長くはもたないかもしれませんが、
とりあえずは豪華なアレンジが完成しました




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2016年 今週のレッスン 2月23日~2月29日

2016年02月23日 | 今週のレッスン

各グレード共通 : 桃の節句

今週は「桃の節句」のアレンジです

花桃の愛らしいピンクは可愛く思わず笑みがこぼれますね
でも、教室での製作時はまだほとんどつぼみ状態

大事なつぼみがこぼれ落ちないように、気をつけて扱ってくださいね

作品のデザインは自由です
テキスト参考作品と同じ形にする必要はありません
作る人、それぞれが思い描く「桃の節句」のイメージで製作してください
使用する花器も自由です
高さのあるもの
水盤のようなもの
間口が横長なものなど
花器によってもデザインが変わってきます

自由に楽しんでくださいね










































































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久しぶりにお雛様

2016年02月21日 | 日記

昨日、東京の三井記念美術館で見た「三井家のお雛様」

久しぶりにお雛様のお顔を見て、ほんのちょっと心和みました

そうだ、帰ったらお雛様を出してみよう!
そう、思いました



昨日も少し触れましたが、実は私はあまり人形が好きではないのです
私の母が、昔、日本人形を作っていて、家にはたくさんのお人形がありました
ちゃんと完成したお人形の他に
まだ組み立てられる前の段階のパーツ状態のものも、もちろんあるわけで・・・

頭部だけとか、腕だけなど・・・(笑)
それが幼い頃、怖くて~怖くて~

だからあまり人形遊びをした記憶もありません



結婚して、娘が生まれた時、母がお雛様を買ってくれることになりました
私は飾るのが大変だし、しまう場所も大変だし、と、
いろいろと理由を並べましたが、「せっかく女の子が生まれたのだから、買わせてちょうだい!」と

そして、買ってもらったのはなんと7段飾りのとても大きな雛人形セット!
お人形やらお道具類の箱の大きいこと!
7段の階段状のパーツのがっしりとした作りに「え~~~、こ、こんなに大きいの?ど、ど、どうしよう」

でも、そのお人形のお顔はお内裏さまもお雛様も、とても穏やかで優しい表情のものでした
着ている着物の色も赤ではなく、ピンク色をメインにした色合わせ
幼い頃のあの怖かったお人形の印象とは違うものでした

それから娘が高校生ぐらいになるまでは、毎年7段飾りのお雛様を飾っていましたが
当の娘が(やはり私の血を引いているせいか)お雛様には全然興味なし!

私も忙しくなってきて、ついにはここ数年お雛様を全く飾らなくなっていました



何年か、ずっと箱の中にしまいっぱなしだったので、もしカビが生えていたらどうしょう(笑)なんて
内心はビクビクでした
こわごわと箱を開けて、お人形の顔を見てみました

「あ~、よかった~。綺麗な顔のままだわ~」



着物も全然痛みもなく、虫食いもなく数年前のままの綺麗な状態



さすがに7段で飾るのは大変なので、お内裏様とお雛様だけを飾ることにしました
小物をセットして、金屏風を建てると、立派です

当時、お雛様セットに「胡蝶雛」という舞を舞うお人形をセットにするのが流行っていて、
母はそのセットを買ってくれていましたので、
ついでにその「胡蝶雛」も出してみました



朱の袴にオフホワイトの着物で、巫女さんのような衣装
2対で1セットです

多分今はこんな胡蝶雛はないのでしょうね、検索してもあまり出てきません

数年ぶりに出したお雛様の穏やかなお顔を見て、
なんだかほっとしました



3月3日のひな祭り
今年は平日の木曜日で来週ですが
アレンジメントレッスンでは今週の火曜日から「桃の節句」です

みなさん、お雛様、出しましたか?
やっぱり、一年に一度は出して飾ってあげなければダメですよね






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兵馬俑にボッティチェリ お雛様 美術館巡り@東京2

2016年02月20日 | 旅行

美術館巡り@東京 2日目

今日はまず上野へ

私のお気に入りの国立西洋美術館は展示入れ替えの為、今日はパス

同じ上野公園内の東京国立博物館と東京都美術館へ





まぁ!この写真を写して気がつきましたが、
明日2/21までだったのですね~

良かった(*^_^*)

上野公園はまだこの時間だと人が少なくて、閑散としています



今日は土曜日なので、普段ならこれからもっと人出があるのかもしれませんが、
関東地方、天気予報では昼頃から雨
今夜は大荒れになるらしいので今日は皆さん控えられるかもしれませんね



9時半開場ですが早めに着きました
当日チケットを購入するのにかなり並んでいます

あすで閉幕だからなのかしら?
でも、意外に速く列は進みます

なーるほど
チケットは自動販売機、それも5台あるので
スイスイ当日進んできます



入場して、少し歩きます

一番奥の建物

平成館



こちらで「特別展 始皇帝と第兵馬俑」が開催

建物に入るのにも少し時間がかかりましたが、
待っている間に係りの人が軽く説明をしてくれました

「兵馬俑の本物は10体ですが、あと残り70体は
中国で作られたレプリカです

写真撮影はご遠慮ください、ただし、最後に一部分だけ写真を撮れる所があります」

やった!レプリカでもいいから写せるなら嬉しいですよね^_-☆



10体の本物の兵馬俑
一体ずつ、360度からじっくり鑑賞出来るようにゆったりと並べられています
前から、横から、後ろから
それこそ頭の先からつま先まで見る事ができました
それぞれの役目によって動きやすいように、兵服も、靴も、鎧も違っています

今にも動き出しそうな
生き生きとした表情
2000年以上もの時が経っているとは思えない
リアルな姿には感動を覚えます

私が興味を持ったのはヘアスタイル
後ろ側に回って初めて分かるのです!
ヘェ~!こんなヘアスタイルなの?

基本的には髪は長く伸ばしていたようですが、
とても綺麗に結い上げられているのです
綺麗な三つ編みでまとめ上げられていたり、
市松模様に結われていたり
写真撮りたかったけれど、撮影NGだから仕方ないけれど😢

レプリカ撮影オーケーのところで



兵馬俑展を見終わったあとは、東京都美術館へ

なんだか空模様が怪しい
雨降りになりそうなどんよりとした空

ポツポツ来ないうちに足早に





聖母マリアと天使やヴィーナスの画家
それぐらいの基礎知識しかない私です

実際の作品を見るのは初めて

とてもクリアーな色使いと、
衣服の細部にわたる細かな描写には感嘆です!

音声ガイドで解説を聞いて
「ヘェ~」「なるほど~」とひとり呟きながらの
鑑賞でした

こういう展覧会では、出口の所に必ずショップが併設されています

ここではポストカード2枚とボッティチェリの解説本を1冊購入



東京都美術館でボッティチェリ展を見終わった時点で午後1時

まだ飛行機の時間には早いので、もう1つ回ることに

三井記念美術館で開催の
「三井家のお雛様」



上野から三越前まで地下鉄で移動
案外早く着きます



三井家の婦人や娘が大切にしてきた雛人形やお道具類、また、市松人形

江戸時代から明治、大正、昭和初期までの
いろいろな人形が一堂に公開されています

私、実はあまり人形が好きではないなですが
(暗闇の中で見るとなんとなく怖い😞のです)
(笑)

その丁寧な作りや豪華な衣装は素晴らしいものでした

駆け足で今日は3つの展覧会を見る事が出来ました

一泊二日で美術館巡り
満足満足!
今度はまた、秋の季節に来てみようと思います


羽田には少し早めに到着して
今、この記事を書いているところ

家に帰ったら、疲れて記事など書けないと思いますので(^^;;









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日本画にボタニカルアート 美術館巡り@東京 1

2016年02月19日 | 旅行


今日は金曜日
いつもならレッスンがあるはずですが
使用会館の部屋が確保出来なくて、レッスン開催できません

そこで、今日は久しぶりに東京で、ぶらり美術館めぐりを楽しむ事に(*^_^*)

いつもは神戸空港の朝イチの便で出かけていましたが、昨日は夜までレッスン

帰宅9時過ぎでしたので、さすがに朝イチはムリでした(^^;;

9時過ぎの飛行機で出かける事に



羽田には10時25分着
京急で品川へ

今日は最初に恵比寿の山種美術館へ

ここ2、3年
美術館巡りで必ず立ち寄る日本画専門の美術館です



開催中の展覧会



気のせいか、今日は観覧する人がいつもより多いような^^;

日本画という事もあるのだと思いますがご年配の方、ご夫婦連れの方が多いです



音声ガイドは必ずかりて、ゆっくりと鑑賞するのですが、この図録も買いました(*^_^*)

日本画
若い頃は全然興味も湧かなかったのですが
今は洋画とは違う静かな世界に心癒されます

今回の展覧会は1月3日からの開催
新春にふさわしい吉祥の絵画を集めた展示ということで
長寿、子宝、富、繁栄を象徴する
鶴亀、松竹梅、七福神などを描いた絵画が紹介されています

コミカルでユーモアある作品ばかりで
日本画をより身近に感じる展覧会でした



一通り鑑賞を終えたあと、カフェで一休み
と、言っても1時を過ぎていましたが
和菓子のセットをいただきました

こちらのカフェではその時その時の展覧会出品作品で描かれた
花や動物をモチーフにした和菓子がいただけるのです(^_^)







「えびす鯛」
こしあんの優しいお味でした^o^

さあ、次はパナソニック汐留ミュージアムへ



「世界遺産 キュー王立植物園所蔵
イングリッシュガーデン
英国に集う花」

2003年にユネスコ世界遺産に登録された英国キュー王立植物園が所蔵する
黎明期から現代までのボタニカルアート、植物画、また植物に着想したデザイン、工芸品を含めた作品の展覧会です

丁寧に、細密に描かれた植物画には思わずめをみはってしまいます
写真では表現できない植物の姿です

ショップではボタニカルアートのクリアファイルとポストカードを購入



植物画の展覧会だからなのか、植物、ガーデニングなどに関する本とか、今流行りの塗り絵本などもありましたが、私はこれを買ってみました



花屋さんで買える花
道端や庭に咲く花についてのミニ知識と
その花言葉
そしてその花一輪で作る素敵なアレンジの写真
ポケットサイズですがなかなかの内容です


さて、ミュージアムを出ると4時前
時間の過ぎるの早いものです

今日は二ヶ所の美術館をノンビリ見る事ができて大満足
お天気もよく、気持ちのいい1日でした


明日の予定
とりあえず、東京都美術館には行きたいのですがそれ以外はまだちゃんと決めていません
飛行機は夕方なので、有効に時間使わなくちゃね^_-☆



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