絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

梅雨入り

2006年06月09日 14時29分00秒 | 一絃琴
この地方も梅雨入りだそうで。。。
道理で毎日ぱっとしないお天気です。


この時期は、琴の音もなにか曇った音になりがち。
自分の音って、それこそ録音でもしない限り
なかなかわかりにくいですね。

どこまで琴の響きがあるのか、ということが一番気になるところですが
わたしが目安にしているのは、一つは低音部の響き
もう一つは高音部の響き、です。
なんだ、全部じゃないかといわれるかも。
低音部は、左手に嵌めた芦管ですね、
この上に置く指まで弦の震えがあるかどうか
また高音部は、十、十一、十二の音の響きを聞きます。
とくに十二の音が伸びのある音になっているかを聞きます。
弾き始めはぶつ切れの音でも、30分位弾いた頃には
本来の音になるでしょうから、それから判断します。
(あくまで自己流ですが、よろしければお試し下さい。

よく響いているときには、一つ一つの音が「うなり」を持っている
と思いますが、悲しいかな、邦楽に関する理論をきちんと
学んだわけではないので、それが何かわたしにはわからないです。

反「グローバル化」

2006年06月09日 14時07分47秒 | Weblog
国家の品格

新潮社

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いま読んでいるのはこれ。
会議において喧々諤々意見を戦わせてもあとくされがない、
というのは日本の社会ではないだろうと思っていたが
(うわべは黙ったとしても)
この著者も同じようなことを序で述べている。
この本を読めば、日本的?社会ではどうしたら
対立意見を持った人も気がおさまってくれるのかわかるだろうか。
あるいは数学者らしく、日本人の気質を解き明かしてくれるのか?