絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

よく降りました

2006年10月02日 23時07分29秒 | Weblog
予報では、午前雨、午後回復に向かうということでしたが
午前ぱらぱら、夕方結構降られました。


今日はお昼まで高校の同級生と過ごし
午後から松坂屋美術館で最終日だった「与勇輝」展に
行きました。
人形作家、でいいのかな?
着物を着た昔の子どもたちを表情豊かにつくりあげていて
見ごたえがありました。
でも、私はついつい、着物の帯結びが気になって
人形の後ろばかりみて回っていました。
大人の女性の人形もあって、その人の雰囲気をよく出している
帯結びでした。特に小津安二郎の映画の登場人物は
面白かったですよ。
名前忘れましたが(東京物語)着物をやたらぐっさり
着ている女性の帯は、お太鼓でも枕なしで結んでいるのが
わかるような(石田節子さん好み)結び方でした。
あと、ものすごく気になったのが
どの人形も、指がすごく長い!ということです。
何か指に意味があるのかな、などと思いましたが。
こういう昔の子どもの人形を作る作家で
もっと素朴なものを作る方がいたと思いますが
名前を忘れてしまいました。