ふくちゃんの絵日記

バイク等での旅行記や、日常生活で感じたことを、絵(写真)に描けるものは描き(添付)絵日記風にしたいと思います。

これもあり・・?  謎めく社会の仕組み・・

2019年03月11日 | 日記
 TVの番組を見ていて思った事である。
 経済界のトップ(?)と思われる人物の記者会見が放映されていた。
 記者の「小泉前首相と、会談(?)する事はありますか?」との質問に
 「原発否定ありきの人と、会談しても意味がない」と(私には)受け取れる回答があった。
 この放映を見ていて疑問に思った。
 私は、東日本大震災が起きるまでは、チェルノブイリ事故の教訓はありつつ(各界の教宣もあり)日本の技術力を信じ「原発も必要!」と、思っていた。
 原発被害が発生して、種々の議論が起きた。
 「再生可能エネルギー」と、言う言葉も知った。
 「太陽光発電促進付加金」として、何故か・消費者が負担する法律(2012年)が施行された。
 個人事業主(?)が運営する太陽光発電設備や風力発電設備の、建設も進んだ。
 背景には“政治“があり、これ等の電力を電力会社は買取が義務化された。
 そして、「太陽光発電促進付加金」から「再エネ発電賦課金」と変身した。
 震災で被災した原発の廃炉には、気が遠くなる時間と費用を要する事は、周知のとおりである。
 英知をもって「再生可能エネルギーへの転換」と言う言葉(文化)が生まれた様に思う。
 しかし「(再生可能エネルギー(電気)の)買い取りが出来ない」と公言する電気会社も居る様だ!
 震災から八年が経過して、原発容認への目に見えない大きな“力“が蠢いている事を、感じさせられる記者会見と思った。
 議論するとは、相対する問題を論じ合う事では、無いのだろうか?
 肯定(原発推進)する者が、否定(原発反対)する者を排斥して”文化”の創生は可能だろうか?と、腹立たしく思った記者会見であった。
 人類は、チェルノブイリ原発事故で、その悲惨を知り、日本人は、東日本大震災で、住民の悲劇を知った。
 原発が安全と言うのなら、記者会見をした・お人の庭に造って「如何だ! 安全でしょう!」と言って見せて!
 現状の私は、原発を容認する知識や見識はないことから、近欲な”オネダリ”である。
 喉元過ぎれば熱さ忘れる!
 反省すれど活かされず!
 日本の原子力の父と称する人の言葉も紹介されていた。
 日本人は、引き返す発想が苦手!と、言った内容だった様に記憶している。
 原子力推進船舶「陸奥」や、地上での実験設備の挫折等も経験している。
 自然災害大国・日本において、原子力発電はリスクが大きいことは、東日本大震災で立証されている。
 安全基準も見直されてはいるが「完璧(な安全は)」ないだろう!
 冒頭の記者会見にみられる”論議なき政策”を推し進めようとするベクトルは、如何なものか?と思うのは、私だけだろうか?
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