「(バイクの)運転操作」の維持のため(と!称して)出発する。
第一の目的地は、無料のキャンプ場の今は・・!?で、ある。
目的とする個所に近付いた時「○○海岸公園」と言う標識が眼のとまった。
「行ってみよう!」
県道を走行すること10分程・・
行き止りの駐車場に至った。
「海岸公園」と言う場所ではあったが、大勢の”キャンパー”が居た。
「そうか!此処はキャンプ場なんだ・・!?」
テントの有様から、日帰りキャンパーらしき・グループも居た・・?
真偽の程は判らない・・!
加えて、二組の・バイカーも居た。
今日の絵日記の絵(写真)は、そのキャンプ場の様子である。
トイレは”水洗式”・・炊事場も小規模ではあるが、充実していた。
シャワー室も有り、夏季には多くに人が利用したのだろう!?と、思った。
(来週)来てみようか・・?と、思うほど「来てみたい・キャンプしてみたい!」と、思った。
其処から10分程の処に、目的としたキャンプ場がある。
此処も、海辺に面した処である。
此処は、場所を隔てて2ヶ所のキャンプ・サイトがある。
此処にも、10組程のキャンパーが”寛い”でいた。
そして、思った。
今までの・私のキャンプ=野営に対する概念と違う事を・・・
野営は、夏季限定ではないのだ!
テントでストーブを・・!と、言う思いが鮮烈となったいた。
この様な想いを巡らせながら、その場を後にした。
整備された国道を走行するだけでは、運転操作の習熟訓練には成らないだろう・・
60年程前に、仕事(巡回保守)で訪れていた”場所”に行ってみたい!と、思った。
三桁国道から県道を走行する。
道路改良が進み、昔の面影がアヤフヤに・・・
しかし「あれ!?」と、思う風景に出逢った。
通りすがりに見えたバスの「停留所」標識・・
Uターンして確認する。
「此処だ!」
「行ってみよう!」
現役時代から、悪路であった。
その覚悟を以って走行する。
雨水で道路が削られ、補修も儘ならないのだろう・・更に悪路と化していた。
登坂での操縦(運転操作)は、出来た。
やがて、施設が現れた。
道路も、行き止まり!
昔の面影を感じるモノはなかったが(現役時代からの)統一された建屋・施設に建て替えられていた。
此処で間違いはない!と、確信した。
そして「もう!訪れる事は無いだろう」との、想いをもって帰路に着いた。
降り坂では、前車輪に重心が移動する。
バイクの弱点である。
ハンドル操作を誤れば。転倒や脱輪してしまう。
体験上・分かっちぁーいるけど・・・
幅員2m弱の荒れ道で、深く掘れ込んだ個所でハンドルを獲られ、不覚にも転倒した。
急な下り坂・・車輪は深みにハマっている。
引き起こす事は出来たが、その後の操作に移れない。
体制を整え、バイクのスタンドを出す・・!
興奮している事が判る。
息も荒い・・手も震えている。
エンジンを起動させ、脱出を図ろうと思った。
車体のバランスを取りながら、スロットルやハンドル操作が要求される。
スロットルの操作を誤れば、谷底に落下させてしまう・・
前輪を脱出させる事が出来たところで、息を整え乗車する。
ハンドルを固定(身体で)し、スロットルを操作し、ゆるりと脱出を試みた。
脱出する事が出来た。
永き悪戦苦闘の、時間であった。
倒した側のブレーキ・レバーが、曲がっている。
車体の損傷は・・・?
一難去ると”余裕?”が産まれる。
(整備された)県道に戻る事が出来た。
そこで、損傷状態や、荷物(持ち物)の確認をする。
意外や・意外! 車体の損傷はなかった。
ブレーキ・レバーを除いては・・
人里離れた場所での、アクシデント対処方法・・
単独行では、訓練や体験を重ねる事しか無いだろう。
そして、思った!
この道路を仕事で使った時代には、有線電話(公衆電話)しか無かった。
今は、ポケットに「連絡手段」を当たり前の様に所持しているのである。
しかし、アクシデントは、何時・起きるかも知れない。
単独行の恐ろしさを、意識しなければ成らないだろう。
17時過ぎ、無事に帰宅を果しました。