24日、耕されていない残りの田を耕すとのことで、手伝わせて頂いた。
機械倉庫から離れた田への移動は、国道を100m程走行しなくてはならなかった。
畦の中央付近に電柱が建っており、細かな操作をして耕していた。
この電柱を越えたあたりで「やってみる!?」と声がかかり、操作方法等を教わり、やらせてもらった。
外周はコンクリート製の”畦”があるので緊張の連続であった。
反時計回りに一周すると畦等の障害物に気を使うことも無くなり、少し緊張の度合いも薄らいでいた。
耕し残しが無いように!との思いは別にして・・・
土の硬いところ、柔らかいところが有るのだろうか、エンジンの”唸り”が時々変るのである。
何度か周回していて、ふと思った「耕運機等の機械が無かった時代は、これを手(鍬)で耕していたんだなぁ! 重労働だったんだろうなぁ!!」と・・・・
と・同時に牛や馬を使って耕していた光景や、機械小屋と同じ様に「牛・馬小屋」が農家の一部に有った事を思い出していた。
作業も終盤になって、最後に中央付近の一条を数m残すのみとなった。
バックで残りの所まで進んで、最後の一条も無事に耕し終えた。
出来上がりを確認してもらうと思った。
耕運機を田に置いたままに・・それとも上げておくべきか迷った。
迷ったものの、道路から田への進入路に上げおこうと、チャレンジした。
前進で約10cmの段差は乗り越えられると思った。
真直ぐに進めているに、右にハンドルをきった様な動きとなり、動かなくなった。
近くにあったブロックをタイヤに噛ました。
脱出を試みたが駄目で、最終的に90度回転してしまった。
即ち、段差に対し、垂直の状態から平行になってしまったのである。
考えられる事は試みたが解決出来そうでないので、脱出方法を教えて頂いた。
後輪でなければ脱出出来ない!との事でバックでなければ、出られない事が判った。
初手から間違っていたのである。
運転操作に四苦八苦しながら、田に耕運機を戻し、バックで進入路に導いた。
参りました・・・
舗装道路などを走行するだけの運転操作の概念では、通じないことを思い知らされた農業体験であった。
今日の絵日記の絵(写真)は、四枚である。 写真・左より、写真1~写真4とする。
写真1:農機具小屋から田への移動(一般国道を)中
写真2:電柱部分の細やかな操作
写真3:操作方法を教わる。
写真4:畔際を耕す様子