どうやら私は外見からのんびり屋さんでのほほんとしている人で初対面の人にはぬくぬくと育ってきた人のように思われるみたい。ゆえにTさんのような人からは煙たがられるのかもしれない。
でも、それも個性だと思わない?実際はイタリアで銃口を向けられたこともあったし、あやうくタクシーの運転手にタクシーの中でナンパされてどこかへ連れていかれそうになった時もうまく話術で危険を回避したりして、かなり恐ろしい目をくぐり抜けてきている。結構冒険してきているわけだ。でも、それがあまり外に出ないわけで、なんか損をしている気もしないでもない。
日本の社会というのはちょっと周囲と違った感じの人には冷たい。あるいは同調しない自分というものをもっている人にもそうだ。私はそういうのは嫌だな~。
「こういう人もいるんだな」でどうして終われないのだろう。どうして排除したり仲間はずれにしようとするのだろう。
偏見ということでは、なぜか警察官や教師や医者や自衛官なんかが悪く言われる風潮がある。実際に事件を起こす悪いやつもいるけど、それはほんのひとにぎり。そうそう今話題のNHKにしてもJRにしてもすべてが悪いわけではないよね。
ちょっとNHKの受信料について言わせてもらうけど、払えるだけのお金もっているのに支払わないっていう人に言いたい。絶対にNHKを見るなと・・・だって、払っている人のお金で見ているわけだよ。NHKが悪いからって、それはおかしい。払うのが悪いっていう人に言いたい。民放はスポンサーがつくんだよ。ゆえにいくらでもその力で操作できるんだ。知らぬ間に洗脳できちゃうわけ。それではやはり偏る時があるからこそ、国民がお金を出して、運営する放送局があっていいんじゃないのかな?もちろん、悪いことは悪いわけで、そこをしっかり見る側が改善されるように意見を言えばいいと思う。無闇やたらに悪い悪いで済ますのはずるい。そういう人は大河ドラマもメジャーリーグもトップランナーもポップジャムもオンエアバトルも韓国ドラマも映画も見てはいけないと思う。
私は音楽が好きだから、ストリートなんかでライブしてたりするとうれしくなる。でも、最近は警察がうるさくてなかなかストリートもできないとミュージシャンは嘆いている。もちろん、それは残念だけど、本当に警察はいじわるなのか?それは違うと思う。たとえば大阪なら城天だったり、どこかの公園だったり川の土手だったりでするのはいいと思うけど、人通りの多い駅近くや繁華街だとやはり警察が来るのは仕方がないと思う。それはおそらく10年くらい前ならもっとゆるかったと思うけど、なぜ今警察の取り締まりがきついのか・・・それはテロが起きると大変だからだ。
日本はテロに対する警戒が薄い。ロンドンにいる時は「あ、昨日あそこのデパートの社長がテレビでどこそこの体制批判をしてたから、狙われそうだから近づかないでおこう」とかいつも考えていたからね。実際にテロ事件はあったし。
私の知る人でインディーズのライブによく行っている人がいるんだけど、その人のだんなさまは実はポリスマンだ。ゆえに好きなバンドの人に警察官のことを悪く言われると内心穏やかではないだろうなと思う一方で、だんなさまが厳重警備している時に近くのライブハウスではしゃいでいるのも不思議といえば不思議だ。しかし、そのだんなさまは事件に巻き込まれて過去に名前入りで新聞に載ったことがある。命がけだ。その事件後お会いしたその方は顔中が腫れて痛々しかったし、御家族は本当に心配だっただろうと思う。ゆえに偏見だけで悪口をいうのは避けたいな。
多くの職業人はそれぞれの職場で一生懸命働いているんだよね。