HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

11月22日☆☆☆

2005年11月22日 | インディーズ
「歪む窓辺にて」を聴いたことがある人はどういう感想をもっているのだろう。

私がこの曲を聴いた時、自分が年老いて人生を終えようとしている時のことを描いていた。

自分が今、この世を去ろうという時・・・

どんな景色を思い出すのだろうか?
どんな音を思い出すのだろうか?
どんな言葉を思い出すのだろうか?

そして この手に握ったどんなぬくもりを思い出すのだろうか?

おそらく、この曲は自分がこの世を去る時に思い出す曲の中の1つとなるだろう。

残念ながら、今はPACESは存在しない。君たちは何処へ行ってしまったの?

解散後メンバーはそれぞれの新しいバンドで活動して、新しい音楽を作り出している。そして、ライブも行っている。FLANGEもその1つだ。質の高いサウンドを作り上げていくバンドだ。

もう、そろそろ心にけじめをつけなければならない・・・PACESはいないことを認めなければならない。こんなにも引きずるとは思わなかった。それだけあのサウンドが好きだった。あの四人が作り出す音が好きだった。とても個性的でバラバラな四人が・・・

でも、もう終わりにする。いつまでも過去に縛られていてはだめだ。PACESは終わった。それを今日認める。あの出会った時のきらきらした笑顔の君たちはいない。でも、あの時の笑顔は永遠に忘れないだろう。それぞれのバンドで活動する今の君たちとは違うあの頃の君たち・・・

お陰で私はたくさんのいいバンドに出会えた。そしていくつかのバンドは解散したけど、またそこから独立して、素敵なアーティストが誕生しつつある。

私には何もできないかもしれない。でも、今日のインディーズ記念日に誓おう。

出会ったすべてのミュージシャン達のために毎日願うことを。夢の花が咲きますようにと・・・

そしてリスペクトします。心に響く音楽を生み出す君たちを・・・

今の道をまっすぐ行く君たちも新しい道を進み始めた君たちも陰ながら応援していきます。

本当に素晴らしい音楽をありがとう。

コメント (2)
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11月22日☆☆

2005年11月22日 | インディーズ
その日のゴーイングアンダーグラウンドのライブは期待したわりにつまらなくて、まあ会場の音響もわるかったかもしれないけど、早く帰ってPACESの曲を聴きたかった。

帰宅後すぐにCDをデッキに入れて、スイッチオン。そしてそれはいい意味で期待を見事裏切ってくれた。きっかけを作ってくれたミルクランの曲調とはまったく違ったけど、私の好きなサウンドだった。ベースがずしんとくる、やや陰のあるサウンド・・・少しグレイプバイン風のサウンド。2曲づつ入ったCD2枚をくりかえし聴いた。よく考えれば、私の持っているPACESの音源はこの4曲プラスオムニバスアルバムに入っている「歪む窓辺にて」の別バージョンのみだ。ほんと少しだけしか手元に残っていない・・・

とにかく11月が終わるまで何度も何度も聴いていた。インディーズにもこんなバンドがいるんだと衝撃だった。初めて出会ったインディーズバンドなのに、なんていいバンドと巡り合えたんだろう・・・って思わず顔がほころんだ。この感動をどうしても伝えたくて、どんな人かも知らない(悪いやつかもしれない・笑)バンドのアドレスにメールを送ってみた。まあ、返事なんて期待はしてなかったけど、いい曲に出会えた感動だけを伝えたかったからだ。ただ、送信ボタンを押した時、なにかが始まった気がした。

それは12月のことだった。

やがてきちんとしたお返事をいただき、そしてライブについて連絡をもらった。

初めて行ったのが関西のライブハウスやCDショップが大々的に行っている「ピックアッププロジェクト」というオムニバスアルバムに参加したバンドのインストアライブだった。そこの一番目にPACESが登場した。初めてそこでメンバーに出会った。

こういう人たちだったんだ・・・

あの一曲目の「ヒナギク」は今でも忘れられない。そこが始まりだったから・・・

その日には他にジョニーエースもいた。そして、後に聞いた話だが、それから3ヶ月後に出会うことになるエアマスターのボーカルさんもその会場でそのライブを見ていたそうだ。不思議な縁だ。のちに彼らのライブ映像を私が撮らせてもらうようになるとは・・・

インストアの次は京都VOXHALLでピックアップアーティストのライブを見ることとなる。もちろんPACESのライブを見るために行ったのだが、そこでのちに大切なバンドとなるChairやフォギーメランコリックと出会う。

to be continued.....
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11月22日☆

2005年11月22日 | インディーズ
この日は私の生涯忘れられない記念日だ。「いい夫婦の日」のことではないよ(笑)私が生まれて初めてインディーズバンドのCDを買った日。そして出会った日。

もう2年も前のことになるんだね。

あの日私は友達と同志社女子大の学祭に呼ばれていた「ゴーイング・アンダーグラウンド」のライブを見に行くために京都に来ていた。ライブまで時間があったので、ちょっとだけ四条烏丸で地下鉄を降りて、ある場所に行った。

その場所とは・・・ライブハウス『MOJO』だ。初めていく場所だった。京都VOXHALLは学生時代から知っていたけど、MOJOは知らなかった。ではなぜにMOJOへ・・・

それは「PACES」というバンドのCDを手に入れるためだった。

以前「京都インディーズ道」というタイトルでブログにも書いたけど、なぜに「PACES」というバンドのCDを手に入れたいと思ったかというと、こういうことだ。

当時ミルクランという京都からメジャーデビューしたバンドがいて(残念ながら解散したけど)彼らがまだインディーズ時代にレギュラーとしてライブをしていた「江戸裁判所」(エド・サリバン・ショーをもじったもの)という今は亡きライブハウスで、ミルクランの後をついだのがこの「PACES」だと、たまたまHPを検索していて知ったからだ。私はミルクランと同じカラーの音なら一度聴いてみたいとなぜかその時強く思った。そこで、江戸裁判所からリンクして「PACES」のHPに行き当たり、そこでCDがMOJOに置いてあるとあったので、買いに行こうと思った訳。ちなみにそのHPだけではメンバーの姿はあまりよくわからなかった。ただ、ちょっと怪しげな感じだな~とは思ったけど(笑)

でもMOJOには置いてなかった。そこで今度は烏丸から歩いて三条河原町近くのJEUGIAまで行って、そこの店員さんに尋ねると2枚のCDを持ってきてくれた。

「歪む窓辺にて」と「MORAL」だ。

すごくうれしかった。でも、まだ全く未知の世界で自分の好きな曲なのかもわからない。でも、ジャケットの写真がどちらも素敵だった。
                    
to be continued.....
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