HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

bad religion

2006年02月17日 | 洋楽
CDをアルファベッド順とか整理すればいいのに、すぐに挫折して、しかも1ケ所に入りきれなくて、結局あちらこちらに置いている。ゆえにうっかり存在を忘れてしまっているCDもたまにある。それで、時々自分のCDの山から発掘作業をすると不思議なCDが出てきたりする。

昨日久しぶりに発掘していたら、アメリカのバンド「バッド・レリジョン」の『ザ・プロセス・オヴ・ビリーフ(the process of belief)』が出て来た。買った記憶はあるのだけど、なんで買ったのかは覚えて無い。それでもって、そんなに聴いてなかったな~って、久々に聴いてみる。

ウン?なかなかいいかも・・・そうパンクだよ。これ・・・って今ごろ何をいうんだって。そう、彼らはアメリカンパンクでオフスプリングあたりの同胞って感じで、グリーンデイとかの先輩格みたいな感じなのかな。

叩き付けるようなドラミングの上に畳み掛ける言葉・・・結構シビアな内容であり、骨太な感じだ。「KYOTO NOW!」っていう曲があるんだけど、これは環境問題を歌った曲で、そうアメリカがなかなか言う事をきかない京都議定書問題のあれを歌ったものだ。ある意味、BANK bandと考えはいっしょだ。彼らはパンクだからこそ、社会の理不尽や政治の腐敗や環境汚染なんかを歌えるという。

これって、リリー・フランキーが言っていた事に似ている。型にはまらないからこそ、自由に動ける強さ・・・はずれているからこそ、できる何か・・・

このアルバムタイトルは『信念への課程』という意味。

「信念の課程は心弱き時の万能薬/告白しなければ、時に卑屈な振る舞いをしている/だが俺の世界はいつもこんなに寒々としている訳じゃない/俺は意気地無しじゃない/俺は唯物主義者だ!」
(「マテリアリスト」by bad religionより )

アルバム聴いていると彼らの信念が強く感じられる。

今、悩んでいる自分もそしてどこかで悩んでいる方もそれぞれがそれぞれの形で「信念」への課程を迷いながら、つまずきながら、でも応援してくれる人は絶対いると信じて・・・

カナリアにもう一度歌が戻ってくることを信じて・・・

前に進みましょう。

もしあなたが消えそうになったなら、思いっきりスカイブルーの絵の具をぶっかけて、

「ここにいる!」って・・・ね。

それこそパンクではありませんか?

コメント
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