HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

ブライパス・・・永遠の少年の皆さんへ

2006年12月20日 | インディーズ
結局、私は彼らのライブはたった一回しか見れなかった。まだまだ続けてくれると思っていたからなのか・・・後悔してもたった一回。

ノスタルストーブからベースの伊藤さんが抜けてから、肥田さん、岸田さん、柏原さんの3人でブライパスに名を変えて活動を始めて、これから新しい方向へ行くのかなって思っていた。


でも、正直に言うと、彼らは迷路に入ってしまって、同じところから抜けだせなくて苦しんでいるのをうっすらとは感じていた。でも、「きっと抜け出してくれる」ってなんとなく思っていた。

だから、こんなに突然終わりを告げられて、混乱してどうしていいのかわからなかった。


彼らの音楽が多くの人の耳に届けられなかったのは残念だ。ボーカルの柏原さんの声は高音まで伸びて、気持ちのいいぐらい爽快感がある。しかもギターの腕前もかなりのもので、実に繊細に指が動く。ベースの岸田さんはもともとはギター担当だったけど、3人になってベースに変わった。私はベースを弾く彼しか見た事がないんだけど、足元から押し寄せてくる骨太なベースだった。ドラムの肥田さんはリーダーでもあるけれど、その屋台骨ともいえる力強いギターが彼らの音楽をきっちりとしめて、ゆるぎない世界を作り出す。


すでに家庭をもたれている方もいたので、それがひとつの決断のきっかけになったのかも・・・とも思う。でも、それは悪い事ではない。何を選ぶのかは何が一番大事なのかはその人の選択だ。周りが決めることではない。


でも、夢はここで終わったわけではないと思う。遺伝子を受け継いだその大事な人がその夢を繋げていってくれるかもしれないし、また自分自身のこれから歩んでいく道の途中にその夢の続きが待っているのかもしれない。


今、私が言える事は


あなたたちは私にとってはこれから先も永遠にミュージシャンである


ということです。



あなたたちから戴いたり、買わせていただいたCDはずっとずっと生涯聴き続ける


ということです。



たった一回のステージを見れただけで



本当は私はとっても幸せものなのかもしれません。





ありがとうございます


心を透明にさわやかに、そして熱くしてくれる音楽を届けてくださって・・・



また絶対にどこかで・・・




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