本日読売新聞夕刊の社会面トップに「自殺防止
地域に合わせ」という記事が大きく出ています。
今でも毎日66人がなくなるそうです。大分前か
ら自殺者数が増加しているという話がありました
が、いつの間にか交通事故死者数をはるかに上回
るようになりました。
本日の記事によると、自殺者数は年間2万4千
人に上るといいます。秋田県由利本荘市(A)、神
戸市長田区(K)、東京都新宿区(T)の自殺者の年
代には明確な違いがあるようです。高齢者の自殺
者はT、K、Aの順に多くなっていますね。この地
域差は何が原因になっているかを調査していると
思いますが、原因と考えられる条件を明らかにし
て速球にその対策をしてほしいですね。
年代別に見ると、20~30歳代ではTで圧倒的
に多く他の3倍以上になっています。職業別の自殺
者数を見ると被雇用者の自殺者がかなり多いようで
すね。特に豊田市顕著に多いようです。何か被雇用
者の置かれている立場が反映されているようにも見
えますね。
このような記事を読んで私たち読者がどのように
判断をすればよいのでしょうか。これだけは言える
のではないかと思うのですが、自殺者が多いという
ことは私たちの社会に生命を維持していくために何
らかの不都合が存在するということです。