あの頃 6

2020-04-07 06:57:54 | 日記
あの頃、ぼちぼちと仕事ももらっていました。

当時、連続テレビ小説や昼ドラ、戦隊もの、映画、刑事物、などなど、多彩な内容でした。

『札幌~悲しみの夜殺人事件!夜の街に消えたホステスとネクタイの秘密を探る奇跡の夜!夜景の中に消える迷宮入りの事件!』…とか、異常に長~いタイトルのドラマとか…ね。

どのドラマだったか覚えていないんですが、ある新人女優さんと待ち時間をロケバスの中で一緒になった時、悲痛な愚痴を聞かされたことがありました。

その新人女優さんは、ドラマなどで見たことのある人でした。

「お疲れ様です!あの『⚪⚪の春』に出ていらっしゃいましたよね!」

「あ、はい!覚えていてくれて、ありがとうございます!」

「体調悪いんですか?顔色が良くないですね」

「ううん…大丈夫。ちょっとね…。」

聞いてはいけないものなのか…と思って、話題をそらそうとした。

「先輩がね…。」

「先輩?」

「うん、私、いつも彼女のバーターなの。」

「あ、主演の…(女優さん)」

「いろいろあってね…。」

急に悲しげな表情になったのを見逃さなかった。

つづく。。。