あの頃(憧れ) 2

2020-04-12 07:51:47 | 日記
自分が憧れのスターさんの少しだけ近くに来たつもりだったけど、現実を知って、寧ろ遠くなった気がしました。

そんなある日、奇跡が起きました。

憧れのスターさんが出演のドラマの仕事が来たんです。

「⚪⚪さんが主演のドラマだけど…」

「やります!」

いつも、前向きな私の返事は、「NO」なんて、あり得ません。
しかしながら、今度ばかりは、少し食い気味で勢いのある返事だったと思います。

「明日だけど、6時に⚪⚪集合で…」

「大丈夫です!」

…とは、言ったものの、私が住んでるところから、その現場に6時に着くのは大変だ…なんて事、すっかり忘れていました。

…いや、無理にでも行ってたと思います。

どうしよう…。タクシー?…そんなお金無いし…。誰か現場の近所に住んでる人の家に泊めてもらう?…いやいや~、明日の話しだし、無理に決まってる…。

煮詰まってしまいました。

「明日、送って行こうか?」

と、言ってくれたのは、美人担当のU。

「仕事が7時半から⚪⚪であるの。」

彼女も撮影の仕事だった。

「そんなに遠くないから、ついでに送れるよ。」

神の声でした。

女神Uに送ってもらって、現場に遅れずに登場❗