前回のブログで話した、撮影所に居た頃の話しです。
当時私は、その場所で、レッスンを受けていました。
同じようにレッスンを仲間は20人ほど…。(最初は)
回を重ねるうちに、一人欠け、二人欠け…。
仕事をしなからの事ですから、続けるのが困難になる仲間もいます。
一年もしないうちに、10人未満に。。。
レッスン内容は、演技の基本、殺陣(技斗)、アクション、などなど。。。
殺陣(たて)は、舞台や映画で格闘シーンの立ち回りですね。
アクションと一緒じゃない?
~と言われるかも知れませんが、
当時私的には、殺陣は刀を使った時代劇用の立ち回りで、アクションは、文字通り、現代劇のアクションシーン…と、区別していました。
学生時代の演劇部で、稽古と言えば、体力作り、発声くらいしかしてなかった私には、斬新なものばかりでした。
先生方は、名のある有名な方々ばかり…。
そのレッスンとは、なかなか大変なものでした。
突然、40ページほどの冊子を手渡し、「これを、明日までに全部覚えて来い。」なんて、ことがありました。
もちろん、それを翌日に皆の前で発表するわけです。(もちろん、本を見ないで)
だから、辞めてしまう人が多かったんだと思います。
その時の私は、『辞める』なんて選択肢は全くありません。
だって、毎日が斬新で面白くて、ワクワクのてんこ盛りですから、次から次に訪れる新しい稽古に、貪欲に取り組んでいました。
長くなりそうなので、次につづく。。。