エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

ルー=ガルー 忌避すべき狼はSFじゃなくなった

2021-04-09 08:05:25 | Weblog
京極夏彦がもう20年も前に書いたルーガルー、という小説がある。 近未来SF小説だったわけだけど、全くもって『それ、今やん・・・』と感じる。 近未来、ヒトはヒトと端末(モニタ)によって繋がっていた。管理社会に統制された都市に住む住民達は、常に現在地情報が監視された状態であり、物理接触(リアルコミュニケーション)が希薄になっていた。少年少女にとっては学校だけが唯一のコミュニケーションの場だった。 . . . 本文を読む
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