人知れず微笑まん

私は・・・ものの本によると、恋愛体質だそうです。
惚れっぽくて、いつでも恋をしてなきゃ生きていけない？タイプとか。
当たってるかもしれません(笑)。

結構、す～ぐ好きになる。
最短で言えば初めて訪れた歯医者で、そこのデンティストが口の中を見たなり「あ～、貴女はとても我慢強いヒトなんですね、奥歯の減り方で分かりますよ」と言った時。
その一言だけで彼に惚れたり？する。

憩室炎でわずかばかりの入院をした時も、優しい言葉で診察してくれた医師なんかに心ときめく。

整形外科や接骨院でマッサージ受けてる時も「ここまでになってたらしんどかったでしょ？」なんて労ってもらえでもしたら・・・即座にその人が好きになる。
男前さんが好きだとこれだけ公言していても、今、例に挙げた人たちは別段、男前さんでもなんでもなかった。

思うに・・・私が誰かに心惹かれるときは、大概、優しくされた時、というキーワードがあるように思う。

それがうんと年下の男の子であれ、年上のお爺ちゃまであれ、優しくされたり優しい言葉があったりすると、もう無条件で好きになっている。
私って、どんだけ～！優しさに飢えてるんだろう。
実は先日もちょっとそういう事があった。
別に初対面でもなければどうのこうのという間柄では(断じて)ないのだけれど、
私は階段が苦手で・・・それは多分、乱視の入ったど近眼や階段で肉離れをおこした、というトラウマがあるからに違いない・・・どうしても階段になると及び腰になる。
そんな時にたった一言「大丈夫ですか？」なんて言われて、心のダムが決壊しそうになった。　これで手でも差し出されたら、完璧にfallするところだった。

もともと喋ったり、一緒にお茶を飲んだり、ご飯を食べたりするような人ってのは、最低限「嫌いじゃない人に限る」というラインはあるわけで、この嫌いじゃない人というのが、好きな人にまでランクをあげるのは結構、簡単だったりする。

優しい言葉のひとつもあれば、す～ぐに好きな人へとアップする。
大丈夫ですか？と声をかけてくれた彼にはいつも大好きだよ、なんて言っていたものだが、本気にはされていない。　あの日は本気にされていないことが少し、悲しかった。←あらら！