エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

アグネータ・フロックの世界展

2015-12-15 08:03:34 | おでかけ
『北欧から届いたファンタジー 切り絵作家 アグネータ・フロックの世界展』というのが正式タイトル(笑)

これね、前にマリオとルイージが風神・雷神になってた琳派の流れ展に行ったときに、次回の催し物として伊勢丹内の美術館でお知らせがあったのね。
行く気満々だったら、ログ友カンスケさんから招待券をいただきました。 きゃ~うれしい。 ありがとうございます


切り絵って、子供のころからテレビやなにやらでいろいろ目にしていて、いつぞやは(影絵だけど=絵画じゃないというくくりで)第一人者の藤城清治さんのを見て、すご~く感動した。
私、芸術的な才能は皆無で、絵なんか描かせたら最悪なんだけど、切り絵は好きかも。
昔、演芸場みたいなところで、ちょきちょき紙を切ってあっという間にいろんなものを作り出した人っていたでしょ?
ああいうの見てハサミもって真似したことがある(笑)  似ても似つかない刻まれた紙屑だらけにしたものだけど。

このアグネータ・フロックさんの切り絵は藤城さんより単純な感じだけど、絵本みたいで、ほんわかする。
途中で制作過程がビデオで流れててじっとみてたら、紙を切るときは全くのフリーハンドっぽい。
いきなりじゃきじゃき切り出してる。
そこから色付けしていってるの。

北欧、っていってもよく知らないから(笑) ムーミンやかもめ食堂の風景を思い浮かべたり、フライングタイガーの小物や色味を重ねてしまう。
すご~く凝った繊細なものっていうようには感じられないんだけど、単純な構図に温かみが溢れてる。

前の琳派展より人が多かったなぁ。
彼女の切り絵や描いた絵を一から染め上げた糸で織物にそっくり再現した作品もいくつかありました。
タペストりー、ほし~い(笑)

気ぜわしい年末にこそ、こういうほんわか系の展覧会っていいと思う。


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