
今度こそ、ちゃんと映画を観ての感想なんだけど。
若旦那の卒業校、はい。 見覚えあるそのまま、映ってました(笑)
校舎も体育館も、通学路も。
アバンティのあたりは、みうらじゅんが在学していた時代にあったんだろうか?と疑問を挟みつつも。
息子の通っていた時代と違うせいか、わざとああいう風にしているのかどうか分からないけれど、一つのクラスに文系男子と体育会系ヤンキー男子が一緒くたになっていたというのはなかったんだけど、なんていうのかなぁ、私には思春期、高校生の男の子が、頭の中いっぱいにエロエロの妄想に取りつかれている、というのはリアルでツボ(笑)
男子校特有の、汗臭いような獣臭いような匂いも漂って来そうで(笑)
セッ○スの妄想に取りつかれた3人組が夏休みの数日をある島のユースホステルですごし・・・いろんな事を体験しながら、変わっていくものもあれば変わらないままもある、っていう・・・それだけの話(笑)
でもね、この舞台となったユースホステルの管理者というか、お兄さんがいろいろ良い事をいうわけ。 ま、われわれの世代ともなれば『そんなん当たり前じゃん』と思っているような事でも、高校生の男の子には沁みる言葉なのかな?
オリーブと呼ばれている臼田あさ美ちゃんが可愛いし、全共闘、なんて言葉も漏れてくるから私たちの世代でも何気に可笑し味を感じるとこもありで、舞台になる学校を知っている、というのを除いても結構面白かった。
一応ね、若旦那とその母校の名誉のために付け加えておくならば、『法然学園』は、あんなにヤンキー揃いの変な学校じゃなかったけどね(笑)
そして、キャストにこの映画の原作者であり、主人公のじゅん、だったみうらじゅんが出演していたらしいけれど、あ~どこに出てたのか分からなかった。
わたし的には☆3つぐらい。
環境が良いし、ええしのボンが行くのでしょ?
映画の解説を読んだら、この主人公の少年を「家では、理解ある両親が 愛情一杯注いでくれるので、反抗する理由が無い」と描写されてて、若旦さんもたぶん同じかと・・(笑)
私は女の子しかいなかったので、男子高校生が
集団で電車に乗り込んで来た匂い(臭い?)に驚きます。青春の匂いよね。
そういう所はみうらじゅんと似てるかも(笑) お母さん役のほりちえみさんも
なかなかでしたよ。 高校の参観日に行くでしょ、校内が異様な匂い(爆)
でもね、生徒達も普段はしない、母親たちの化粧や香水の匂いが臭い、臭いって言ってた(笑) この勝負は引き分けかも。
映画は、強調したい点をオーバーに表現しますからね。
私の街川口は、吉永小百合の「キューポラのある街」で“鋳物の街”として有名になりましたが、貧民街を主題にされたため、街のイメージは落ち、名誉回復には長い時間が掛かりました。
ナイトミュージアムって、劇場で見たことないんだよね。 こないだテレビでやってたのは前のver? 次はね、サマーウォーズだっけな、アニメ見るのだ(笑)
これ、映画評見てるとすっごくいいんだもん。
あ、強調するのでイメージが固定されるっていうの分かります。
例えば、京都と言えば、舞妓さん、みたいなところが必ずあるけれど、実際にはそうそう本物とお目にかかれるわけでもないし、~どす、なんて話している人だってそんなにいませんしね(笑)
外国映画である日本とか日本人の描き方も、われわれから見れば何人やねん!みたいなのばっかりだし(苦笑)