エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

うちの執事が言うことには EX

2020-01-15 08:21:25 | 
高里椎奈 著 角川文庫  平成31年 4月25日 初版

京都の四条通にある老舗の本屋『ジュンク堂』が、来月一杯で閉店するらしい。
出版不況??

私は本屋が大好きだから、大手の本屋が閉店するのは寂しい限り。
そりゃあね、読みたい本が決まっていればネットでも買える時代だけど、本屋に行って、あら、これ出てたんだった!と気づくものも多いしさ、店内パトロールしながら面白そうなものを手に取って発見する楽しみって、やっぱり本屋ならではで、ネットじゃ無理、みたいなところってあると思う。

この本もそうでね。

うちの執事が言うことには、が9作品続いて、その次にうちの執事に願ったならば、が始まったと思っていたの。
願ったならば・・・の8作目もつい先日読み終えて9作目で完結らしいから、うち執シリーズはコンプリートって思ってた。

ところが年末に本屋をパトロール中に、言うことには、と願ったならば、の間に映画公開に合わせてかこのEX(エクストラ)が出ていたのを初めて知った。

こういうのって、やっぱり実店舗を見て歩くから発見できたことだと思うのよね。


EXは、花頴の父親である先の当主信一郎に執事として仕えたいと思っていた衣更月と、当主になったからには信一郎付きだった鳳に仕えてもらいたいと思っていた花頴の、それぞれの不本意さをベースにしたシリーズの番外編。 これはこれで、よく出来た作品(笑)←偉そうに・・・






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