行動する人って好き。

もうひと月ぐらい前だったかな。　ジムでレッスンの終わりぎわに先生が字を書くことの効用を語っていた。
最近、スマホや携帯でメール・ライン、ばっかりで文字を書かない。　めんどくさいけれど文字は書くようにしましょう、みたいな。

何の効用があるかは全然聞いていなかった(笑)

その話の終わりかけに『ちょっと自慢していいですか？』と手を挙げて、もう30年近く新聞一面のコラム欄を書き写してます。
ってなことを・・・ほんま、やらしいね・・・自慢たらしく(笑)・・・話しました。

先生はエッセイ集も出したりしてて、まぁ、文筆家？でもあるので、『わぁ、それは素晴らしいことです』と言ってくれて、それを聞いていたレッスン生の一人が、書くのにどのぐらい時間がかかる？だの、ノートはどんなの？だのって、いささか食い気味(笑)に訊くから大判の大学ノートに20分ぐらい。　専用の書き写しノートも出てるよ、と答えておきました。

ら。

その彼女、書き写しをはじめたらしい。
最初、1時間かかった、っていうから、いったいどんな書き写ししたら1時間もかかるんかいな・・・と思っていた。
わたしも毎日1時間もかかっていたらとっくに挫折していたと思う。

そうしたら、この間は、20分ぐらいで書けるようになりました。って。

今年、何か新しい事を始めたいと思っていたので楽母さんの話を聞いて、ちょっと見習おうと思って。
と言ってくれたの。
見習うとか、、、そんな大層な事じゃなくて、私ももともとは読者の投書欄に書き写しをしている、というひとのものが載っていたのでなんとなくひっかかってたの、と。

漢字を忘れているのと、細かい文字はハズキルーペがいる、なんて冗談言いながら、なにか新しい事を始めたいと思う人はたくさんいると思うけれど、なかなか実行に移せない人が（私を含めて）多い中、わたしのいやらしい自慢を嫌いもせずに自分もやってみよう！と行動に移した彼女が素敵だなと思った。
彼女、大腸がんで3度の入院・手術も経験してるのに、とても前向きで元気。　こういう人は大病しても絶対に克服するタイプだな、とわたしも力を貰った。