向かない職業

エステに行っていつも感じるのは、私は絶対にエステシャンにはなれない、ということ。

ここは何度も書いてるように、シェービングに、エステコースを足してもらえるところ。
顔剃りのない普通のエステだったらこんなに通わないだろうな、と思うぐらい、顔剃りがありがたい。
なかなか耳たぶの裏側なんてできないでしょ？

で、ベーシックなのが、この顔剃りにマッサージや超音波なんちゃら、毛穴吸引、パック、なんていうフルコースで4500円と、お値段もそこそこお手頃。

それに月々や季節によって、今月のお得コースみたいのが、毎月はじめメールで送られてきたりするの。
9～10月は美白と、夏のお肌疲れを取るコース、といった具合に。

今回、造顔マッサージにパック２種類、というのをやってもらいました。
この造顔ってのがね、やってもらう度に、私、施術中の先生からどんな顔が見えるんだろうって思うわけ。

というのも、顎から額方向に向けて、左右、ひとつまみ・・・ひとつまみ・・・って細か～く顔面をつまんで、顔筋の凝りをほぐすように引っ張り上げて行くわけよ。
途中途中で、引っ張り上げたまま、リンパの流れ方向に顔面をぐいって動かしたりするし、そんな時は、顔の左なら左、右なら右って具合に片方ずつだから、顔面半分うに～って上向きになってて、鼻なんか横広がりに潰れてそうだしさ（爆）施術中は目を閉じているけど、ひっぱりあげられたら目蓋も一緒に引き上がって、白目剥いてそうだし。。。

自分の顔を平然としてるように見せかけて頭の中で想像しまくり。

絶対に私だったらその顔見て笑うって。
歯医者さんでも、大口開けて治療してもらってる最中、私っていまとっても情けない顔してるんだろうな、って思うけど、エステはそれの１０倍ぐらいひどい状態になってると思う。

けれど、さすがはプロだから、全然調子も変わらずに「じゃあ次はパックしますね～」なんて、柔らかな口調で言われたりすると、偉いな、って（笑）
私なんかその・・・自分が取り扱ってる百面相を見ただけで体中で笑いが噴き出しそうだから。

でも、とにかく気持ちよくて、思いっきり不細工な顔を曝してでも通いたくなる場所。