エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

さいはての彼女

2022-09-05 16:10:58 | 
原田マハ 著  角川文庫  令和4年 7月30日 38刷

2008年の単行本を文庫化して今年の7月で38刷って、すごいな。 重版重版。

仕事ばりばりのキャリアウーマンが、人間関係のつまずきで旅に出て、そこで出会った景色や人々との時間で再生していく旅物語、なのかな。
4つの短編。
表題作の『さいはての彼女』と4つ目の『風を止めないで』は、母娘の物語。

このところ、原田さんの本を何冊か読んでいるけれど、どれも好き。
はずれがないなーって感じ。
深刻になりそうな背景があっても決して暗くなりすぎないで気持ちよく泣ける。

これもお勧めの1冊。
てか、これだけ重版がかかってるということは読んだ人が大勢いるって証だよね。

kettyさんから教えてもらった原田ひ香さんもたくさん並んでいて嬉しかった。



マハさん、ひ香さん、垣谷さんの小説はみな面白くて。

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3 コメント

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小説 (バルちぁんです。)
2022-09-05 17:09:29
小説みたいな人生があるけない。

人間関係で、つまずき、転繰り転んでそのまま、踏みつけられて・・・

なにも変わらない人生、プー太郎のうちに新しい自分のやりたいことが見つからない!!
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こんばんは (ketty)
2022-09-05 19:58:18
小説家って、何かテーマを決めて、それを膨らませ肉付けして、話を組み立てていくのでしょうけど、
想像力+創造力が凄くて、頭の中を見たいです。
今日、原田マハさんの「スィートホーム」を借りてきました。重版、半端ないですね!
昨日のテレビ「ボクらの時代」に、「元彼の遺言状」の新川さんと、辻堂さん、結城さん、の作家3人出ておられたけど、皆さん東大出身で、才能って片寄るのねと思いました。
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おはようございます (楽母)
2022-09-06 08:27:16
バルちぁんです。さん
大方の人は小説みたいなドラマチックかつ、ハッピーな人生は歩めないような気がします。
どこかで妥協の産物の人生。
でもね、バルちぁんです。さんは、大嫌いな人から逃れるために自分で選んだんでしょ。 それに貴方には素敵な仲間と優秀なお嬢さんもいらっしゃる。
悪い事ばかり数えないようにね。

kettyさん
天は二物を与えず、というのは時々嘘っぱちだと思いますね。 まぁでも、そのおかげで私たちは楽しい世界に連れて行ってもらえるのですから(笑)
気になっていた本を買いあさっていたのでいまはたくさんストックがあって嬉しいです。
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