村瀬明道尼著 文春文庫 2009年2月10日初版
若旦那が小学校に入った年に、学校で広報役員をやらされた・・・いえ、させていただいたことがあります。
新聞作るんだったけな。一番人気のない役。
まっ、私、こういうの全然平気だから喜んで作ったりしてたんだけど。
その委員は各学年の親で構成されていて、6年生のお母さんでKさんという人がいたんですけど、すらっと背が高くてショートカットで、淡い色のフレームの眼鏡をかけた、見るからに『ハンサム・ウーマン』でね、私、Kさんとお喋りするの大好きだったの。 ある時、結婚の話になってね、他のお母さんたちも各々、恋愛結婚だとか、お見合いしたとか・・・そういうのを話していたら、彼女だけが「私? 駆け落ちやねん」って。 どうも・・・略奪されたらしい
いや~、それもありかな、って思わせるような人でした。
私なんか普通に育って、学校行って、近場で就職して、学生時代のボーイフレンドとそのまま一緒になっちゃったような、ほら、2行もあれば足りてしまうような平凡な人生しか送ってないものだから、こういうドラマチックなの憧れるわぁ。
『波乱万丈』って、怪しい響き(笑)
で、前置きやたら長いんだけど、このご本。
数年前、朝の連ドラのモデルにもなったらしいので、ご存じの方も多いかもしれませんが、尼さん。。。絶品のごま豆腐を作られるという。。。
その方の自伝なの。
軽妙なタッチでぐんぐん読めました。
楽母地方、お隣湖国、の方ならすぐ分かると思うけれど、蝉丸が詠んだ『あふさか』逢坂山に・・・こっちから行くと、手前にある『月心寺』のご住職のお話。
いやぁ。。。凄いわ。。。9歳で親元を離れて仏門に入った時のことから現在までが綴られてる。 そのどの時代もが、私からすると信じられない世界。
今はここで出される精進料理がつとに有名だけど、なんていう人生なんやろ、って思う。この明道尼様の手がけるお料理は、予約して食べられるというようなものでもないらしい。これは以前に別のインタビューで読んだ記憶。
もう85歳にもなろうというご高齢なので、予約を受けても「そんな先の約束はよぅお受けできません」というような話だったと思う。
それでも、お元気なうちに、なんとかして一度、ぜひ頂いてみたい。
明道尼様の身体を不自由にさせたであろう、小町の棲む?小町百歳堂もこの目で見たい、などと思わせる。 久しぶりにあっと言う間に読み終えた一冊。
若旦那が小学校に入った年に、学校で広報役員をやらされた・・・いえ、させていただいたことがあります。
新聞作るんだったけな。一番人気のない役。
まっ、私、こういうの全然平気だから喜んで作ったりしてたんだけど。
その委員は各学年の親で構成されていて、6年生のお母さんでKさんという人がいたんですけど、すらっと背が高くてショートカットで、淡い色のフレームの眼鏡をかけた、見るからに『ハンサム・ウーマン』でね、私、Kさんとお喋りするの大好きだったの。 ある時、結婚の話になってね、他のお母さんたちも各々、恋愛結婚だとか、お見合いしたとか・・・そういうのを話していたら、彼女だけが「私? 駆け落ちやねん」って。 どうも・・・略奪されたらしい
いや~、それもありかな、って思わせるような人でした。
私なんか普通に育って、学校行って、近場で就職して、学生時代のボーイフレンドとそのまま一緒になっちゃったような、ほら、2行もあれば足りてしまうような平凡な人生しか送ってないものだから、こういうドラマチックなの憧れるわぁ。
『波乱万丈』って、怪しい響き(笑)
で、前置きやたら長いんだけど、このご本。
数年前、朝の連ドラのモデルにもなったらしいので、ご存じの方も多いかもしれませんが、尼さん。。。絶品のごま豆腐を作られるという。。。
その方の自伝なの。
軽妙なタッチでぐんぐん読めました。
楽母地方、お隣湖国、の方ならすぐ分かると思うけれど、蝉丸が詠んだ『あふさか』逢坂山に・・・こっちから行くと、手前にある『月心寺』のご住職のお話。
いやぁ。。。凄いわ。。。9歳で親元を離れて仏門に入った時のことから現在までが綴られてる。 そのどの時代もが、私からすると信じられない世界。
今はここで出される精進料理がつとに有名だけど、なんていう人生なんやろ、って思う。この明道尼様の手がけるお料理は、予約して食べられるというようなものでもないらしい。これは以前に別のインタビューで読んだ記憶。
もう85歳にもなろうというご高齢なので、予約を受けても「そんな先の約束はよぅお受けできません」というような話だったと思う。
それでも、お元気なうちに、なんとかして一度、ぜひ頂いてみたい。
明道尼様の身体を不自由にさせたであろう、小町の棲む?小町百歳堂もこの目で見たい、などと思わせる。 久しぶりにあっと言う間に読み終えた一冊。
以前、N○Kの朝の番組で、この尼さんの密着をしていました。
片腕ですりこぎを駆使して・・・・。
みんなを唸らせるような「胡麻豆腐」を作るんですから、凄いです!!
着ている作務衣の肩口は、すりこぎが当たるので、すぐに破れて・・・。。。
例のドラマでは、野際陽子さんが演じてましたが、ちょっと迫力の違いを感じます。
幾つになっても煩悩が邪魔して仏門は無理だなぁ。
お陀仏者にはすぐなれそうだけど。。。
私もドキュメンタリー番組で見ました。
でも、1度は食べてみたいなぁ。。。
《ご報告》
・ベンジャミン・バトン観ました。。。泣けなかった・・・映像の不思議さというか技に見とれた感じ。若いブラピは好みじゃないです。今がいい
人は失って初めて大切だったことに気付く・・・みたいなこと言ってたのに心打たれました。
・ベンジャミンの原作読みました。たったの50Pしかなくて、逆にびっくり。この原作でよくもまあ、あんな映画が作れたなぁって。脚本家さん凄いです。っで、内容は、やっぱコミカルで悲しい感じ。映画のように、老いとは?などという問いかけはありません。なんとなく思ったのは、この原作者は変わり者のようです。
・やっとお雛様出しました。
・昨日は雪、今朝は地震でびっくり。花粉も相変わらず・・・。
携帯で確認するとdenbooさんのがある。
編集画面でも確認できる。けど、開くと見えない。。。
エーさん
テレビでは野際さんだったんですか?
えっとですね。。。ものすごく悪いんだけど、表紙に明道尼さまの写真が載ってるんですけど、男性かと思ってしまいました。。。いやぁそれにしても凄いわ。
私なら事故にあった段階で心が壊れると思います。
勿忘草さま
こら、こらっ(笑)
生臭坊主とか。。。
私はオシャカにはなれそうですよ~。
ゆっき~さん
アジサイの頃通りかかると、あの付近、綺麗にブルー系の花がたくさんですよね。なんかとってもうら寂しいようなところなんですけど、一度、ほんとに行ってみたいです、吉兆の創業者さんとか白洲正子さんなんて人も訪れてるようですね。
denbooさん
ベンジャミン・バトン、ちょっとまとまりがなかったと思わない?
エピソード盛り込みすぎたような。
ベンジャミンとデイジーの二人をもっと丁寧に時間軸だけで追っても良かったんじゃないかな、とは思ったけれど。
一番泣けたのは、やっぱり赤ん坊に戻って愛する人の腕の中で死んじゃった時かな。冗談抜きで、死ぬ時は愛する人の腕の中、なんて思ったり。。。いや、あれは赤ちゃんだからいいんだろうけど。
映画評見てると、20歳ころのブラピが可愛いという人多いんだけど、私はバイクに乗ってるとこのブラピが一番!
さっきから悩んでて、楽母さんにメールして聞いてみようかと思ってました。
今エーさんちから戻ってきたら、自分の米が読めました。
gooの素敵なところです(苦笑)
そうそう、ずっと忘れてたんだけど、『黒執事 Ⅵ』の京都弁話す彼の耳たぶ。。。
やだ、Gackっぽいど(笑)
なんかね、ジーンズのCMみたいでかっこいい