谷瑞恵 著 集英社文庫 2012年11月6日 第3刷
『ビブリア・・』『タレーラン・・』同様、表紙がコミックみたいな絵で、この手の本ってなんだか手に取りやすいww。
これも、当初まったく無関係のひと組みの男女が、いろいろな事件(事件だと思う)に関わって解決し、そのうちにお互い惹かれ合う、というような、ま、流行りのパターンってとこかしら。
もともとは祖父のやっていた商店街の中にあった時計屋の看板。
思い出の時計 修理します
という文字の、『計』のひと文字が取れて、なにやら意味深な看板になっている。
思い出の時計だと、時計そのものだけど、思い出の時、だとモノじゃなくなってくるもんね。
で、タイトル通り、その時計店に集まる人は、いろんな思い出を修理してもらい、時計店の主(といっても若い男性)と、訳あって近所に越してきた元美容師の女性は、自分たちの過去もいつしか修理されていく、、、とでもいう、まぁ、ファンタジックな物語でもあるわけなんだけど、大型スーパーなんかの進出でさびれていくばかりの地元商店街、シャッター通りも背景にあって、それなりに世相を反映している部分もある。
このほかに、太一って名の(笑) ちょっとなにをしてるんだか、っていうような大学生の男の子も出て来て、なかなかに魅力的な登場人物だったりする。
これもいくつかの短編集で、読み終えたら、曖昧だった時間軸とか記憶がすんなり収まるって仕掛け。
な~んかこう、、、さらりと映画化されそうな本だな~って思いました。
『ビブリア・・』『タレーラン・・』同様、表紙がコミックみたいな絵で、この手の本ってなんだか手に取りやすいww。
これも、当初まったく無関係のひと組みの男女が、いろいろな事件(事件だと思う)に関わって解決し、そのうちにお互い惹かれ合う、というような、ま、流行りのパターンってとこかしら。
もともとは祖父のやっていた商店街の中にあった時計屋の看板。
思い出の時計 修理します
という文字の、『計』のひと文字が取れて、なにやら意味深な看板になっている。
思い出の時計だと、時計そのものだけど、思い出の時、だとモノじゃなくなってくるもんね。
で、タイトル通り、その時計店に集まる人は、いろんな思い出を修理してもらい、時計店の主(といっても若い男性)と、訳あって近所に越してきた元美容師の女性は、自分たちの過去もいつしか修理されていく、、、とでもいう、まぁ、ファンタジックな物語でもあるわけなんだけど、大型スーパーなんかの進出でさびれていくばかりの地元商店街、シャッター通りも背景にあって、それなりに世相を反映している部分もある。
このほかに、太一って名の(笑) ちょっとなにをしてるんだか、っていうような大学生の男の子も出て来て、なかなかに魅力的な登場人物だったりする。
これもいくつかの短編集で、読み終えたら、曖昧だった時間軸とか記憶がすんなり収まるって仕掛け。
な~んかこう、、、さらりと映画化されそうな本だな~って思いました。
ぐるぐるは時代おくれ 河島英五
姉さん 今晩の お代おくれ
好き寄りとは 食べ物ではないのでござる。対人間じゃ 地位にも課にも しばられず 気の会う仲間の事じゃ。
女史も参加しますよ。
あたくし、高尚な本は苦手ですゆえ、軽~いものばかりご紹介したいと思います(笑)
私は、カルメン・マキの『時計を止めて』
私も好き寄りって食べ物だと思ってました(笑)
ひたすら、食い気のみ!
英五さんだったか、野風僧?ってのなかったですか?
最初、それがの○ぞ~って聞こえてた人です、ごめんなさい。
大学生の太一さん役は、太一くんでいいんじゃないですか?
「大きなのっぽの古時計 おじいさんの時計~」
思い出のとき修理します・・・・
「時間よ~止まれ~」by矢沢永吉