はちの家造りドタバタ奮闘記(・ω・)

私のちょっとした日常や住宅にかかわるニュースなどをつらつらと…

デザイン

2016-07-03 09:21:42 | 日記
みなさんこんにちは。

宅建の登録講習が来週あります。

それまでに通信講習の演習をやっておかなければいけないのですが…

今気がついたはちです

今日から禁酒です

さて、みなさんも聞いたことはあるであろうグッドデザイン賞。

今回はその仕組みをちょこっと暴露します。

グッドデザイン賞は 「公益財団法人日本デザイン振興会」 という聞きなれない団体が毎年実施している賞レースなのですが、言わずもがなの経済産業省の官僚の天下り先です。

グッドデザイン賞を受賞するためには「応募」をしなければなりません。

この応募にまずお金がかかります。

一次審査料として10,800円、二次審査料として59,400円が必要です。

さらに、受賞作品が決定すると発表会なるものが盛大に開催されますが、そこへの出展料が 124,200円必要となります。

さらに「グッドデザイン賞年鑑」なるものが存在し、そこへの掲載料が年間32,400円かかります。

総額226,800円。 すべて天下り団体の収入となるわけです。

さらにこのグッドデザイン賞を受賞する件数がえげつないのです。2015年度の応募総数は3,658件あり、そのうち1,337件が受賞しているのです。

応募総数の実に36%が受賞してしまっているのです。

単純計算をすると226,800円×1,337件で3億円以上の金が団体に入ることになります。

でも、これだけでは済ませないのが天下り団体のすごいところです。

グッドデザイン賞に選ばれると 「グッドデザイン賞受賞のマーク」 を商品につけられます。

赤丸の中にアルファベットのGが斜めになっているおなじみのアレです。

グッドデザイン賞を受賞しただけではこのマークを使用できないのです。

このマークを使用するには年間108万円(販売価格500万円以上の場合)を 「公益財団法人日本デザイン振興会」 に支払う必要があります。

しかも、1年を超えて使用しようとするとさらにこの108万円を支払う必要があります。

実は以前ハウスメーカーに勤務していたころ社運をかけてグッドデザイン賞を取りにいきました。

前述の通りあっさり受賞し多額の費用がかかりました。

初年度こそ前面に押し出し営業をかけたのですが…

翌年は応募すらしませんでした。

ちょっと昔グッドデザイン賞に振り回されたはちです。
コメント
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