今日は選挙ですね。
昨日とうって変わって暑いです。
涼しい部屋から動きたくない気持ちをぐっと抑え投票所に行きましょう。
さて、今回は常識が変わりつつある借金(ローン)のお話し。
一般的にはお金は借りるな、が常識です。
なぜでしょう!?
借りた額以上に返さないといけないからですね(金利)
しかしその常識は変わりつつあります。
イオン銀行の例を見てみましょう。
イオン銀の住宅ローン金利は3年固定でわずか年0.38%。
メリットはそれだけではありません。
ローンを契約すると、イオンの系列店などでの買い物が5年間、5%引きになります。
毎月2回の「お客さま感謝デー」はそこからさらに5%引きです。
どれくらいおトクなのか、ちょっと計算してみましょう。
期間35年、3年固定で2000万円借りると、初年度の利息は約7万5000円です。
仮にイオンで1年に90万円の買い物をして半分が「感謝デー」だと、割引額は年6万6000円強です。
これを7月末までにネットで入会したイオンのカードで払えば、現在は1万円強のポイントがたまります。
割引額とポイントの合計が利息を上回り、初年度は実質マイナス金利で借りられます。
日銀がマイナス金利政策を導入した2月、イオン銀の住宅ローンの事前申請件数は過去最高の約1万件に膨らんだそうです。
マイナス金利は銀行の収益を圧迫します。
しかし一方で、新たな顧客を取り込む好機にもなるのです。
三井住友信託銀行
超低金利の住宅ローンで新規顧客を獲得してきた銀行です。
現在も10年固定で年0.5%と大手銀行で最も低いです。
驚くのは金利水準だけではありません。
条件次第でもっと金利が下がります。
住宅ローンと同時に、30万円の定期預金、証券口座、少額投資非課税制度(NISA)口座の3つを申し込むと、金利が0.01%ずつ合計0.03%下がります。
どれも損をする条件ではないので迷わず契約ですね(わずかな手間のみ)
自動車ローンも見てみましょう。
英系のジャガー・ランドローバー・ジャパンは6月末まで金利を1%未満に抑えるキャンペーンを展開しました。
昨年秋に発売した4ドアセダン「XE」は年0.99%。認定中古車の場合は年0.39%でローンを組めます。
仏系のプジョー・シトロエン・ジャポンは2月下旬からの1カ月限定で年2.99%の金利をゼロにするキャンペーンを実施しました。
約3割の顧客がローンを組むが、キャンペーン期間中は約5割に高まったといいます。
超低金利ローンは新たな顧客を取り込むツールになる半面、ブランドイメージを損なうリスクもあります。
企業は期間限定や中古車優先など、マイナス金利時代に最も効果が大きい方法を見つけようと知恵を絞ります。
マイナス金利の登場は国民や企業に全く新しい目利き力が求められます。
マイナス金利が経済を押し上げる切り札になるか、それとも混乱を引き起こすだけか…
注目していきましょう。
昨日とうって変わって暑いです。
涼しい部屋から動きたくない気持ちをぐっと抑え投票所に行きましょう。
さて、今回は常識が変わりつつある借金(ローン)のお話し。
一般的にはお金は借りるな、が常識です。
なぜでしょう!?
借りた額以上に返さないといけないからですね(金利)
しかしその常識は変わりつつあります。
イオン銀行の例を見てみましょう。
イオン銀の住宅ローン金利は3年固定でわずか年0.38%。
メリットはそれだけではありません。
ローンを契約すると、イオンの系列店などでの買い物が5年間、5%引きになります。
毎月2回の「お客さま感謝デー」はそこからさらに5%引きです。
どれくらいおトクなのか、ちょっと計算してみましょう。
期間35年、3年固定で2000万円借りると、初年度の利息は約7万5000円です。
仮にイオンで1年に90万円の買い物をして半分が「感謝デー」だと、割引額は年6万6000円強です。
これを7月末までにネットで入会したイオンのカードで払えば、現在は1万円強のポイントがたまります。
割引額とポイントの合計が利息を上回り、初年度は実質マイナス金利で借りられます。
日銀がマイナス金利政策を導入した2月、イオン銀の住宅ローンの事前申請件数は過去最高の約1万件に膨らんだそうです。
マイナス金利は銀行の収益を圧迫します。
しかし一方で、新たな顧客を取り込む好機にもなるのです。
三井住友信託銀行
超低金利の住宅ローンで新規顧客を獲得してきた銀行です。
現在も10年固定で年0.5%と大手銀行で最も低いです。
驚くのは金利水準だけではありません。
条件次第でもっと金利が下がります。
住宅ローンと同時に、30万円の定期預金、証券口座、少額投資非課税制度(NISA)口座の3つを申し込むと、金利が0.01%ずつ合計0.03%下がります。
どれも損をする条件ではないので迷わず契約ですね(わずかな手間のみ)
自動車ローンも見てみましょう。
英系のジャガー・ランドローバー・ジャパンは6月末まで金利を1%未満に抑えるキャンペーンを展開しました。
昨年秋に発売した4ドアセダン「XE」は年0.99%。認定中古車の場合は年0.39%でローンを組めます。
仏系のプジョー・シトロエン・ジャポンは2月下旬からの1カ月限定で年2.99%の金利をゼロにするキャンペーンを実施しました。
約3割の顧客がローンを組むが、キャンペーン期間中は約5割に高まったといいます。
超低金利ローンは新たな顧客を取り込むツールになる半面、ブランドイメージを損なうリスクもあります。
企業は期間限定や中古車優先など、マイナス金利時代に最も効果が大きい方法を見つけようと知恵を絞ります。
マイナス金利の登場は国民や企業に全く新しい目利き力が求められます。
マイナス金利が経済を押し上げる切り札になるか、それとも混乱を引き起こすだけか…
注目していきましょう。