チェケラッチョ!! 2008-04-03 | 沖縄の本 著:秦建日子 講談社文庫 高校生の時って、こんな感じだったかなぁ ほんの小さなことに、ものすごく大きな意味があって。 なんで大人はあんなに鈍感でいられるんだろうと思ってた。 いつでも、もっとどこかに面白いことがあるに違いないと何かを探して。 自分を過信して絶望して。特別な何かになれると夢見てた この話は、たまたま舞台が沖縄北部なだけで、本部の美しい海が背景でも、渋谷の雑踏が背景でも、溌剌とした高校生が出演すれば、どちらでも絵になるんじゃないかな。 たぶん初めから“映画化”を目的として書かれたのでしょうね。 “小説”としては、物足りない感じです。 もうちょっと沖縄の日常を丁寧に書き込んだら、大人も共感できる話になるのになぁ・・ DVD「チェケラッチョ」