宮良長和 著 沖縄タイムス社
石垣島在住の眼科医師が、長年に渡っていろいろな誌面に発表したものを集めています。
『基地があるための“我慢代”として、日本から支払われる様々な名目のお金。身の程に合わない豪華な役所や、交通量に見合わない整備された道路。雇用創出目的のためだけに埋め立てて、また掘り返す、自然破壊するだけで、意味もない開発。
そんなことしてたら、自分の子供・孫の代には、確実になくなってしまう美しい海ややんばるの森。なのに、ただ目先の自分の利益だけしか考えていないウチナンチュ。
そして、それだけ経済的に日本に甘え基地に頼っていながら、「基地反対」と子供のように騒ぎたてる。』
・・・・これは、言えませんよね、ヤマトンチュには
たとえ心の中で思っていても
教育の原則として「真に愛する者だけが罰を与えることができる」と、この本に書いてありましたが、これは、教育に限らず全てのことに言えるのではないかと思います。
「真に沖縄を愛する者だけが批判することができる」んですね
最後に書いてあった「些事の積み重ねこそが人生」の章にも、とても共感しました。
似たようなことを、かつて私の祖父や祖母も言っていたように思います。当時は子供だった私は「なに言ってんだか」と聞き流していました。
10代や20代の頃は、自分が年を取った時のことは想像できないものだけど、必ずその時はやって来ます。いまになって私も「あ、あの時おばあちゃんが言ってたのは、こういう事だったのか。」とその意味を理解しつつあります
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