『定年を40歳ぐらいにするべきだ』
と、大学教授・伊藤元重(社会経済学)が言っています。
『日本の終身雇用制度が賃上げを阻止している』 とも言っています。
俺は大学教授だ、偉いんだぞ、と上から目線です。
フェルプス君じゃなく、デューク東郷(ゴルゴ13)に仕事を依頼したいものです。
そうです。デューク東郷氏への仕事の依頼です。
依頼の内容は、漫画本を読んでいる人には明白です。(大笑い)。
今の時期、一昔前までは春闘の時期でした。
小泉改革以後、春闘も様変わりしましたね。
労働者、労働組合ではなく、総理自らが財界に賃上げを要求する時代になりました。
非正規社員だらけの労働者では、連合も春闘に力が入らないのですよ。
それにしても、この経済学者は竹中平蔵よりワルです。
世界が認める日本人の勤勉さと忠誠心です。
この勤勉さと忠誠心が、日本経済をGDP世界第2位まで押し上げたのです。
日本人の勤勉さと忠誠心を育てたのが、
日本企業の終身雇用と年功序列賃金体系です。
その終身雇用と年功序列賃金を廃止すれば、賃金アップが出来ると言っているのです。
『全社員を非正規社員にしろ~』 と言っているのと同じです。
どうしようもない、日本になりました。
庶民の怒りのはけ口が、わが子殺し、わが子虐待、無差別殺人に向けられています。
怒りのはけ口が、見つからない若者は自ら命を絶っています。
先進国NO1の若者の自殺数を誇る・日本です。
世界の先進国は、日本の若者の自殺数を脅威に感じています。
若者の自殺数を異常だと言っているのです。
しかし、日本政府は何ら対策を採ろうともしません。
それどころか、弱肉強食・自己責任社会を推し進めています。
東洋大学で、竹中平蔵を批判したビラを配った学生は退学させられそうです。
今年は、民主主義国家・日本でも議員選挙が行われます。
しかし、議員選挙が行われても何ら変わりません。
旧民主党が日本の民主主義を破壊したのです。
若者たちは、自民党こそが革新政党だと思っています。
マスコミの洗脳は実にうまいです。