しにたいよ しにたいよ
いじめられて なにもいいことないよ
しにたいよ しにたいよ
小学2年生の女の子が書き残したメモです。
いじめを苦にして、
小学2年生の女の子と母親が無理心中をしました。
日本の政治が創りあげた自己責任社会です。
『見ても見ないふり、人それぞれ自己責任で、憧れの正社員を夢見て生きて行きなさい』。
『憧れの正社員になれなかったら私の会社・人材派遣会社パソナに登録しなさい』。
と、竹中平蔵の声が聞こえてきます。
竹中平蔵より、少しは人間の心が残っていた小泉純一郎が、
『痛みを伴うが・・・』 と言って、痛みどころか 『激痛を伴う』 規制緩和を行ったのです。
国民生活を守っていたあらゆる法規制を破壊したのです。
法規制の撤廃と同時に、人間の良心も撤廃しました。
良心のかけらも無い人間が、権力者のご機嫌とりに邁進する社会になりました。
その場の空気を読み、見ても見ないふり、
権力者のご機嫌ばかりとる社会を作り出しました。
血も涙もない権力者が作り出す大人社会が、
子供社会に空気感染するのは当たり前のことです。
大人社会のイジメが、そのまま子供社会のイジメに繋がっています。
どうしようもない自己責任社会になってしまいました。
弱肉強食、自己責任、富裕層と貧困層の世襲社会が完成しています。
空気が読めない、権力者にオベンチャラが言えない、
つまり、他人のご機嫌をとるコミュニケーション能力がない人間は、
生きていけない世の中になったのですよ。
その証拠に、今後、コミュニケーション能力を高める教育に変更されます。
コミュニケーション能力を高め、
その場の空気を読み、権力者に従う人間(組織人)を作るのです。
コミュニケーション能力が高いなら、 権力者に従う人間になるだろう~と、
階級社会の世襲をもくろんでいる富裕層が為政者に要求しているのです。
国民の生活を守っていた法規制を撤廃し、自己責任社会にし、
生きていけないのは、コミュニケーション能力不足のせいにしたのです。
何度でも言いますが、あなたは決して富裕層ではありません。
あなたが一生かかって稼いだわずか数億円より、
本人が稼いだ数億円の10倍~100倍の数十億円、数百億円の
資産を引き継ぐ真の富裕層がいるのです。
富の再分配を廃止し、富の世襲を可能にした規制緩和だったのです。
お二人のご冥福をお祈りいたします。