富田元治のブログ

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都道府県市町村の職員の半数は臨時採用職員です。

2019年01月24日 | #デタラメ政治

都道府県市町村の職員の半数は、臨時採用職員です。

 

さて、今朝のお話です。

『あなたは、昨日の21時のNHKニュースを見たね?』

と、女房に尋ねました。

『見ていない、なんで~?』の返事でした。

昨年9月の九大の火事は焼身自殺だった。

と、ちょこっと話しました。

 

『大学の先生は、恵まれたエリートさんだろうと思っていた』

の答えでした。

 

ところが、大学の非常勤講師と同じように、

都道府県市町村の職員の半数は、臨時採用職員なのです。

 

女房と同じように、公務員は恵まれた人々だと、多くの国民が思っています。

あなたもそうでしょう~?

 

労働者の半数が、派遣労働者になってしまったように、

公務員の半数も、臨時採用の職員なのですよ。

 

派遣労働者と臨時採用職員ばかりの日本が、人手不足だそうです。

人手不足だから、出稼ぎ外国人労働者を受け入れるそうです。

 

出稼ぎ外国人労働者の受け入れ態勢が出来ていない??

野党が国会で質問しているそうです。

単純労働の出稼ぎ外国人労働者ですよ。

出稼ぎ外国人労働者の実態を知っていますか?

 

6畳一間の狭いアパートに、出稼ぎ外国人労働者が数名も生活しています。

受け入れ態勢など、考える必要もありません。

それより、将来の見えない派遣労働者ばかりの日本国です。

日雇い労働者ばかりになった日本人労働者のことを考えるべきです。

 

日本人労働者のことを、国会で取り上げるべきです。

日本人労働者の実態を取り上げ、

次に出稼ぎ外国人労働者の受け入れ態勢を考えるべきです。

 

日本人労働者の実態も分からず、出稼ぎ外国人の受け入れ態勢?? あほか~!

 

富の一極集中政策、富裕層の世襲政策をやめない限り、

派遣労働者は増えるばかりで、この国の人口減少は止まりません。

所得格差が拡大するばかりです。

多くの国民が小泉・竹中の富の一極集中政策を支持した結果です。

 

日本も民主国家ですから、選挙があります。

選挙がありますが、何ら変わりません。

あらゆる格差が拡大し、階級社会が確立するだけです。

 

国会議員の先生方は、議員の給与が少ないから、議員のなり手がない、

議員年金を復活し、議員の給与を上げよ! と言っています。

熊本県議会議員の給与は、年収1,200万円です。

それに、政務活動費、交通費、日当、いろいろ手当てが付きます。

 

九州大学の非常勤講師は雇い止めになり、住む場所は解体されます。

焼身自殺した九州大学の非常勤講師が可哀想でなりません。

 

2018年9月7日の早朝、

九州大学箱崎キャンパスの通称 “院生長屋” と呼ばれる1室で火災が起きました。

焼け跡から発見されたのが、九大大学院法学府博士課程の元院生の男性(46歳)でした。

 

自殺とみられています。

男性は移転・取り壊しが決定した研究室で、深夜一人研究を続けていました。

火災が起きた日は大学側による強制退去日でした。

解体が決定した研究室を、不法占拠した元九大院生による放火自殺事件でした。

 

 

 

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九州大学 ”ある研究者” の死。

2019年01月24日 | #デタラメ政治

昨夜、スポーツニュースを見ようとテレビをつけました。

21時のNHKニュースです。

スポーツニュースが始まる前に、九州大学 ある”研究者”の死を追って、

=非常勤講師の焼身自殺= のタイトルが数分間流れました。

 

【九州大学 ある“研究者”の死を追って】。

スポーツニュースはどうでもよくなりました。

早速、NHKニュース・九州大学 ”ある研究者” の死、を検索しました。

 

NHK・WEB 特集  九州大学 ある“研究者”の死を追って

画像は、非常勤講師が焼身自殺を行った解体予定の九大研究室。(サイトから無断拝借)。

生活場所(解体予定の研究室)にも追い詰められ、ついに自ら命を絶ちました。

 

 

2018年9月7日の早朝、

九州大学箱崎キャンパスの通称 “院生長屋” と呼ばれる1室で火災が起きました。

焼け跡から発見されたのが、九大大学院法学府博士課程の元院生の男性(46歳)でした。

 

自殺とみられています。

男性は移転・取り壊しが決定した研究室で、深夜一人研究を続けていました。

火災が起きた日は大学側による強制退去日でした。

解体が決定した研究室を、不法占拠した元九大院生による放火自殺事件でした。

 

しかし、事件後からSNSで 「他人事ではない」 という声が相次いでいます。

多くが40代の研究者たちです。

 

’90年代後半、政府の大学院重点化政策で大学院生の倍増が行われました。

ところが、2000年代に入ると、国立大学の人件費削減が行われました。

’90年代後半は大学院生の倍増、そして、小泉改革による人件費削減でした。

(竹中平蔵が唱える国立大学・民営化です)。

 

非常勤講師(非正規職員)が急増しました。

二つも三つも大学を掛け持ちし、月々の収入は15万円以下です。

九大院生長屋の放火自殺事件は、

時代に翻弄され、行き場を失った研究者たちの叫びなのです。

 

自殺した非常勤講師の男性は、親の事業破綻で中学卒業後、

自衛隊へ進み、苦労して九州大学に進学し、

大学院博士課程まで進み、憲法の研究に打ち込みました。

自殺した彼のどこが悪いというのでしょう~?

 

奨学金の返済に苦しみ、非常勤講師の職も雇い止め、

生活場所(解体予定の研究室)にも追い詰められ、ついに自ら命を絶ちました。

【生家に資産がないと、どんなに頑張っても報われない】。

これが真実です。

若者を死に追いやる社会が完成しているのです。

富の世襲、貧困の世襲、階級社会が完成しているのです。

 

奨学金の返済に苦しみ、非常勤講師の職も雇い止め、

生活場所にも追い詰められ、ついに自ら命を絶ったのです。


何を夢見て研究を続け、なぜ研究室で焼身自殺を行ったのか。

一人の男の死が問いかけているものを見つめる。(NHK)。

 

以上、検索した内容でした。

NHKの再放送を期待しています。

 

 

 

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