『協力金バブル』に沸く飲食店の実態「車2台と100万円の腕時計買った」。
2021年2月6日(土)配信 女性自身
“営業を20時までにする” など政府からの要請に応じた場合、
1日あたり6万円が支給される。
店舗の規模は様々、にも関わらず、協力金は “一律6万円” となっている。
“協力金バブル” に沸く飲食店が数多くある。
■「売り上げに1日6万円上乗せ。バブルです」
「3店舗が時短営業協力金の対象となりました。定休日の分は省かれるのですが、
それでも3店舗の協力金は1カ月弱で合計450万円ほどになります。
さらに延長するということなので、
この調子だと丸2ヵ月間で1000万円以上になる見通しです。
ウチはもともと21時までの営業なので、
20時までの営業になっても1時間短くなるだけ。
さほど支障はありません。売り上げもありますから、バブル状態ですよ」
飲食店オーナーのA氏だ。
飲食店を複数経営しているA氏の元には、
コロナ禍で大量の協力金が舞い込むこととなっている。
そのため、“協力金バブル” の恩恵を受けているという。
「6万円はまだ配布されていませんが、
ふところにゆとりが生まれたのも事実。
さらに、他の助成金もありますから。
お陰様でこの10年近く、経営は順調なんです。
店舗はだいたい20人規模ですが、
コロナになっても常連さんや新規のお客さんが後を絶ちません。
そうした1日の売り上げに6万円が上乗せされるのですから、
笑いが止まりませんよ。
でもそれはウチだけではなくて、
同じ規模のお店はみんなバブル状態みたいです」(A氏)
■車2台と100万円の腕時計、100インチプロジェクター購入。
「バブルですよ」と何度も口にするA氏。その “豪遊ぶり” をこう明かす。
「まず車を2台買いましたし、100万円の腕時計も買いました。
あと欲しかったブランドの服とか……。
キャンプにハマってるんで、
外でも使える100インチのプロジェクターも買いました(笑)。
もちろんお店の設備投資にも使っていて、古い部分を改修しました。
自分だけというのも悪いので、従業員にはボーナスを渡しました。
社員だけでなく、バイトの子たちにもです。
おかげでみんなのやる気が全然違いますし、仕事の効率もアップしましたね」
”いまのうちに貰えるものは貰っておこう” という気持ちです」(A氏)。
苦難を強いられる店舗が多いなか、バブル状態の店舗が数多くある。
緊急事態宣言が延長されるなか、デタラメな政策のオンパレードです。
協力金の回収はサラリーマンの源泉徴収で行います。
菅内閣の経済ブレーンが、あの竹中平蔵です。
自ら派遣会社パソナを経営する竹中平蔵です。
【協力金一律6万円支給】も竹中平蔵の提案です。