貧困大国ニッポンを築き上げた小泉改革!
自民党総裁選に立候補した岸田文雄が演説しました。
「ひと言でいうならば、小泉改革以降の新自由主義的政策を転換する。
格差を経済成長と所得分配で是正して行く』と。
自己責任の格差社会を政治家も分かっているんだ!
マスコミが完全に無視続ける”れいわ新選組”の山本太郎氏だけじゃなかったのだ。
山本太郎氏以外の政治家は、共産党以外誰ひとりとして、
貧困大国ニッポンの格差社会を認めていないと思っていました。
曲がりなりにも、岸田文雄は格差社会を認めていました。
『格差を経済成長と所得分配で是正して行く』と演説しましたね。
しかし、言うだけです。
格差の是正は出来ません。
富裕層が政策の転換を認めません!
戦争が起らない限り、一度創り上げた格差社会は是正できません。
『ひと言でいうならば、小泉改革以降の新自由主義的政策を転換する。
格差を経済成長と所得分配で是正して行く』。
岸田文雄が言うだけです。是正できません。
貧困層の中にも ”無知なアホ” がいます。
アホのコメントを下にコピペします。
アベノミクスの富裕層優遇政策を批判していたら、こんなコメントが入りました。
下記に、そのコメントを全文転載します。
ここ2年くらい前からだろうか、テレビなどで「相対的貧困」と言う言葉を耳にするようになった。
絶対的な貧困に対して、生活保護などで支援する事は必要だと考えるが、
絶対的貧困がほとんど見かけないくらいに撲滅されると、相対的貧困と言う言葉をつくり、
金持ち優遇税制と言って他人の金をむしりとろうとする。
乞食か共産主義者か知らんけれど、
本当に貧困ならば飢えて死ぬ者がもっといてもおかしくないハズだが、
聞いたことが全くないなあ、、。(以上、投稿されたコメントの全文)。
日本版カースト制を創り上げた小泉改革です。
あと100年間は格差社会が続きます。
100年後に貧困大国ニッポンにも、市民革命が起こります。
貧困層と富裕層の世襲が100年間続き、
”コメントした無知なアホ” の子孫がやっと気が付きます。
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(ダイヤモンド副編集長 浅島亮子)。
日本の格差問題を固定化し、かつ深刻化させたのは、
小泉改革以後、労働現場に浸透した非正規労働者の存在です。
正社員が担っていた仕事の一部を、
低賃金の非正規労働者に置き換えていったのですから、
格差が拡大していくのは当然のことです。
今の日本社会を、「格差社会」などという言葉で表現するのは実態を表していません。
格差社会よりもはるかにシビアな「階級社会」へ変貌を遂げています。
それは、出自や教育環境、就職時期の経済環境などによって階級が決まる
「日本版カースト」ともいえる理不尽な世界です。
厄介なことに、階級格差は親から子へ、
子から孫へと世代を超えて連鎖し受け継がれていきます。
世襲されることで、格差は加速度的に広がっていくのです。
(ダイヤモンド副編集長 浅島亮子)。