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バルブクリアランスの調整2016-07-30

2016-07-31 21:12:27 | エストレヤメンテ
前回のツーリングで帰り道にクラッチを切ると
何度かエンストした。
エストレヤはバルブクリアランスが狂うとエンストする
前回の調整は13500㎞だから6000㎞程度しか走っていない
こんな距離で規定値を外れるのか疑問に思いながらも
作業に入った。

燃料ホースを外す
こういうのは力技なんで嫌いな作業
案の定・・失敗してホースに亀裂入った
(明日部品発注予定)


燃料ホースからはけっこうなガソリンが漏れるので
袋を被せる。


反対側もホースとボルト2本づつ外す
エア抜きの細いホースも外す


タンク外したところ
外すホース類は3か所(ピンボケ~)


さらに左側の矢印のボルト外す


あとはタペットカバーそれぞれ
2本のボルトを外す






クランクを反時計回りに回し
上死点に合わせる。


この位置 Tマークとクランクケースのでっぱりが一致


Tマークとクランクケースのでっぱりが一致したところは
上死点で間違いないが
圧縮上死点と排気上死点の2か所があるので注意
バルブクリアランスは圧縮上死点で行う

圧縮上死点の見つけ方は
クランクを回して
インテークバルブが一度下がり
その後上がってから
Tマークが一致するところが圧縮上死点
(T = Top Dead Centerの略)

調整前に現在のクリアランスをチェック


EX 0.18 (前回調整後の値 0.2)
6114km走行で -0.02

IN 0.13 (前回調整後の値 0.13)
6114km走行で 変化なし

前回の調整は13500㎞で調整前の値
EX 0.15 規定値は0.17-0.22 下限を下回る
IN 0.15 規定値は0.10-0.15 上限ギリギリ

新車の時にどれくらいの値にセットされているか
わからないため走行距離に対するクリアランスの変化はわからなかったが
今回のチェックで
EXはおおよそ1万kmで0.033狭くなる
INはおおよそ1万kmで0.02 広くなる
(今回INのデータはないがたぶんこの程度)

今後の調整時の目安としては
EXを0.2にセットすると
セットするクリアランス - 使用下限のクリアランス ÷ 1万キロ時の変化
   0.2 - 0.17 ÷ 0.033 = 0.9 (9千km)


INは0.11にセットすると
使用上限のクリアランス - セットするクリアランス ÷ 1万キロ時の変化
   0.15 - 0.11 ÷ 0.02 = 2 (約2万km)

調整時に EXを0.2 INを0.11にセットしておけば
EXは9千km INは2万km程度走行可能

ところで今回バルブクリアランスが既定の範囲内であったのに
なぜエンストするのかは不明
キャブならともかくインジェクションでエンストって???
今後も続くようならプロの診断をあおぐ

さて次にタイミングチェーンのチェック
以前のエストレヤはチェーンが弱くすぐ伸びて
トラブルになっていた。
ワシの年式は対策がとられているので心配ないらしいが
一応チェックする 

問題なし

意味あるかどうか不明だけどクリアランス計る


8.4mm


チェックOK 締付トルクOK



ちょっと早めだけど次回のツーリングに備え
オイル交換


プラグチェック OK


データに一部間違いあり(8月2日修正)

2016-07-31

2016-07-31 20:59:21 | 次回メンテ予定
         前回メンテ 次回メンテ    
オイル交換    19614    2万3千
エレメント交換  16800    2万3千
プラグ交換    16800    2万5千
タペット調整   19614    3万~3万5千
チェーン交換   17603    3万7千

Fスプロケット         ?
Rスプロケット         ?
タイミングチェーン交換     ?

Fタイヤ     16000    32000
Rタイヤ     16000    26000
Fブレーキ           目視
Rブレーキ           目視

エアエレメント         ?
ブレーキフルード        ?