唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
スバルと三菱
創業100年となる2017年、富士重工業は社名を「スバル」に変えると発表。ここ数年業績絶好調の同社は記念すべき年に生産・販売を初の100万台に乗せる計画もあり、全く同慶の至りである。単独での生き残りを難しいと見た同社が紆余曲折、直近ではトヨタの資本を受け入れる事になった訳だが、結果としてはそれが幸を奏したと云う事である。
一方の三菱はと云えば、ここに書くまでもなく凋落の一途をたどる。この好対照。スバルがトヨタとの提携後に大躍進したように、三菱は日産=ルノー連合の傘下に入る事で果たして復活する事ができるのか。いや、無理だろう。日産=ルノーとしては無駄な投資をしたという結果が待っているのではないかと、郷秋<Gauche>は思うのだな。
欧米各国と比較すると自動車メーカーが多い日本だが、かつて存在していながら消え去ったメーカー、乗用車販売から撤退したメーカーは少なくない。直近では、117クーペ、ベレット、ピアッツアなどの名車で知られるいすゞ自動車が乗用車の製造販売から撤退。スカイラインとグロリアを擁したプリンス自動車は日産に吸収されその名が消えた。日野がコンテッサを止めたのはもう50年も前の事。
三菱と云えばギャランGTO MRも捨て難いけれど、郷秋<Gauche>的にはやっぱりラリーで大活躍したランサーGSRだな。ボンネットをつや消しの黒で塗ったランサーGSRが宙を舞っている姿には痺れたものだ。違う惑星から来たような初代ミラージュも良かった。ギャランΛも結構惹かれるものがあったなぁ。そんな三菱もきっと、かつてのプリンスと同じ道を辿るのだろうな。あな悲し。
という訳で今日の一枚は三菱きっての名車、ランサーGSRの勇姿。クルマ関係の資料は結構持っているつもりの郷秋<Gauche>だけれど、あらためで探して見ると三菱のクルマの資料はホントにわずかしかなかった。なんとか探し出したのが「世界の名車第30巻 MITSUMISHI DAIHATSU & SUZUKI」(19871年 保育社 いのうえ・こーいち著)の中からの一枚。
横浜の住宅地に残された里山の四季の移ろいを毎週撮影し掲載している「恩田の森Now」。ただいまは5月7日に撮影した写真を4点掲載いたしております。春から初夏に衣替えした森の様子をどうぞご覧ください。
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