唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
ソニーの本気
ソニーが本気のハイエンドEマウントミラーレス機、α9を発表しました。
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201704/17-0421/
課題であった短いバッテリーライフを大幅に改善、電子シャッターによる無音撮影、693ものオートフォーカス測距点、シャッタースピード5段分の5軸ボディ内手ぶれ補正搭載とスポーツ、報道、ステージ写真など、コマーシャルと風景を除くプロの道具として満足できるスペックとなっているようです。
問題はEマウントの超望遠レンズが無いことですが、これはαマウントの3/28と5.4を使ってくれと云うことなのでしょう。しかしですよ、テレコンバーターを使うとなるとレンズとボディの間にマウントアダプターとテレコン、二つも「変なもの」が入ることになります。AFのスピードや精度、その他の制約や強度的問題がないのか心配になるところではありますね。
しか〜し、実にコンパクトです。ニコンのD5や某C社のEOS−1D Xと比べてみてください(http://camerasize.com/compare/#557,713)。その優位性は明らかですね。高齢化の波はフォトグラファーやハイエンドアマチュア(こちらは既にほとんど高齢者)の皆さんにも必ずや押し寄せます。その時、この小さく軽いボディの恩恵を無視できる方は多くないのではないでしょうか。そうは云っても、ボディが小さく軽くなっても、レンズや三脚は簡単に小さく軽くはなりませんので、ボディだけが多少軽くなっても機材全体としては大して変わらないとも云えますね。残念。
画像はhttp://presscentre.sony.co.uk/images/sel100400-a9-right-image-large-846598 より。
と云うわけで今日の一枚は、同時に発表されたFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSにα9を装着した図。ボディが小さいのでカメラにレンズを装着ではなく、レンズにカメラとなる。
「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは 22日に撮影した写真を6点掲載いたしております。春が深くなる森の様子をどうぞご覧ください。
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