春の妖精

 比較的温暖な横浜にしては随分と寒くて長い冬でした。雪もたくさん降りました。でも、それでも春はやってきます。雑木林の中で鶯神楽の愛らしい小さな花を見つけると、庭の山法師の木の下で二輪草の深みどり色の葉が顔を出すと、冬が去り春がやってきたことを実感します。今年もまた春がやってきました。有難いことです。ホントに本当に有難いことです。

 スプリング・エフェメラル(Spring Ephemeral)。雑木林の林床などで春浅い頃に開花し、梅雨が明ける頃には姿を消しその後は次の春まで地中で過ごす野の花をスプリング・エフェメラルと呼びます。気がつくと姿が見えなくなってしまう危うさと可憐さから「春の妖精」とも云われます。


 我が家の「春の妖精」、二輪草が葉の間から細い茎を伸ばし白く愛らしい花を咲かせるまであと二週間ほどでしょうか。花が咲いたらまたご覧いただくことにいたします。それまで楽しみにお待ちください。

 「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは3月3日に撮影した写真を7点掲載いたしております。春到来の森の様子をご覧いただければ嬉しいです。

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