モミジバフウ

 モミジバフウ。漢字で書くと「紅葉葉楓」。紅葉(こうよう)と書いてモミジと読み、その葉のような楓(かえで)と云うことですが、最後の楓はフウと音読。ややこしいです。そもそも紅葉(もみじ)と楓(かえで)の違いが???ですね。

 植物分類上ではカエデとモミジは区別しない。 植物学的にはモミジもカエデも「カエデ」と云い、どちらも分類上カエデ科のカエデ属の植物。葉が5つ以上に切れ込んだ掌状のイロハモミジ、ヤマモミジ、オオモミジなどをモミジと呼び、切れ込みが3つトウカエデなどをカエデと呼ぶのが定説のようです。

 モミジバフウの別名はアメリカフウ。アメリカ風ではなくアメリカ楓(フウと音読)です。この呼び名からもわかる通り、北アメリカ中南部・中央アメリカ原産で、日本へは大正時代に渡来し公園の植栽に使われことが多いようです。上の写真のものも公園に植栽されたもの。

 それにしてもこの紅葉が面白い。一つの枝に濃赤紫、赤、黄色と、とりどりに変色した葉がついています。実にカラフル個性豊かで楽しい紅黄葉ですね。

 blog「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは11月19日に撮影した写真を6点掲載いたしております。晩秋を彩る花たちとニワトリをご覧いただければ幸いです。

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