秋の花粉症の元凶、と無実の罪を着せられていた背高泡立草(せいたかあわだちそう。キク科アキノキリンソウ属)。写真は縦横を間違えた訳ではありません。名前の通り背が高くなり過ぎて、まっすぐに立っていられなくなり完全に横倒しになってしまった個体です。
北アメリカ原産で、日本へは切り花観賞用として導入されたものが野生化し、今では日本全国に蔓延っている要注意外来生物です。根から周囲の植物の成長を抑制する化学物質を出すことから他の植物を駆逐して辺り一面、背高泡立草野原となりますが、やがて自家中毒を引き起こして消えていきます。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは10月14日に撮影した写真を6点掲載しております。稲刈りシーズンも終わりに近づき、曇りのち晴れとなった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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