1月6日深夜、三菱航空機の工場からトーイングカーに引かれて隣の県営名古屋飛行場に入るスペースジェット。画像は朝日新聞DIGITAL
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20200107001122.htmlより
三菱重工は、子会社の三菱航空機の「三菱スペースジェット(旧称MRJ)」について、「開発スケジュールに関する報道があったが当社が発表したものではなく、開発スケジュールの延期を決定した事実はない」とのコメントを発表した。[東京27日 ロイター]
「スペースジェットの開発スケジュールに関する報道」とは、NHKが1月24日にリリースした、これ。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200124/k10012258161000.html
過去5回、納入延期されているスペースジェットだが、直近の大きな問題は機体を制御する電子機器のレイアウトとそれに伴う機内の配線を大幅に変更したこと。そしてこの設計変更を反映させた飛行試験10号機の完成が遅れたこと。
完成した同機は1月6日に組み立て工場から隣接する愛知県営名古屋飛行場に移されてはいるが、現時点では初飛行に向けての地上試験が実施されている段階であり、スペースジェットが型式認定取得のための試験飛行を実施している米国ワシントン州のグラント・カウンティ国際空港へのフェリーまでにはまだ相当の時間を要するものと思われる。
結局のところ、三菱重工や三菱航空機が「我が社が発表したものではない」と否定したところで、郷秋<Gauche>のようなファンが一日も早く三菱スペースジェットが日本の、いや、世界の空を羽ばたくことを願ったとしても、2020 年半ばの納入は難しいだろうと考えざるを得ない状況ではあるなぁ・・・
blog「恩田の森Now」 https://blog.goo.ne.jp/ondanomoriには1月13日に撮った写真を6点掲載いたしております。2020年最初の森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#三菱スペースジェット #MRJ #納入延期