おっ立ち片喰

 姫蔓蕎麦の中ですくと立ち上げって咲く「おっ立ち片喰」。カタバミ科カタバミ属オッタチカタバミ。地を這うカタバミ(片喰、酢漿草とも書く)に対して茎が立ち上がる(おっ立つ)ので「おっ立ち片喰」。分かり易と云えば分かり易いが、なんだか身も蓋もない命名はである。

 日本国内では1960年代に初めて確認されたと云うことだが、その後わずか50年で日本各地で見られるようになるなど、旺盛な繁殖力をもっている。北アメリカ原産で、戦後に駐留したアメリカ兵と共に日本に入ってきたと云われている。

 我が家の庭で発見されると立ち所に抜き捨てられてしまう「おっ立ち片喰」だが、散歩の途中で出会うとしばし美しい花を愛で写真に収める。オキザリスが同類であると云えば、その美しさにも納得頂けるだろうか。

 すくと立ち上がって咲くと書くのなら、真上から撮るのではなく横から撮らなければならんだろうとは、後の祭り。

 blog「恩田の森Now」 https://blog.goo.ne.jp/ondanomori には4月15日に撮った写真を5点掲載いたしております。蘭春へと向かう森の様子をご覧いただけたら嬉しいいです。

To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.

#おっ立ち片喰 #オッタチカタバミ #道端の雑草 #愛すべき雑草

コメント ( 0 ) | Trackback (  )
« 花水木(その... 八重桜 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。