唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
タケコプター
GIZMODOに「私はタケコプターの原点を見たような気がします。」と云う記事。
https://www.youtube.com/watch?v=sDC8Cs5gmqc
でもね、タケコプターと云うのなら、こちらが元祖タケコプターだと郷秋<Gauche>は思うな。
http://www.gizmodo.jp/2015/09/post_18249.html
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レクサスLF-LCを市販?!
ホンダからは間もなくスパースポーツ、NSXが登場すると云うのにトヨタときたら、レクサスLFAの販売が終わった今となってはRCFしかない。これじゃぁNSXに対抗できないことはわかっているわけで、それじゃあということでレクサスLF-LCを市販ですか?
LF-LCはトヨタが2012年1月のデトロイトモーターショー出品したハイブリッドスポーツクーペコンセプトカー。これに磨きをかければNSXに対抗できるとトヨタの首脳は考えたわけだな。F1からとっとと撤退したトヨタとしてもスポーツイメージは大切だと思い直しんだろうけれど、それならまたF1に戻っておいでよ。もっともホンダの例を見ても苦労することはわかっているから、この程度でお茶を濁そうということなのかな。
と云うわけで今日の一枚は、レクサスではなくABARTH 595。並のABARTHは近頃結構見かけるけれど、さすがに 595は初めて見た。
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蝉の声と虫の声
今日は、蝉の声と虫の声の両方が聞こえる、今時ならではの散歩となりました。異常な暑さが続いた後は低温と雨が続き、農家の方はお困りのようでした。畑を耕していた方にお聞きしたら、晴れ間を見つけて何もかも一斉に作業をしないといけないので大変だとのこと。稲刈りも近いし、忙しいい秋になりますね。
と云うわけで今日の一枚は、雨の後に生えてくるキノコ。
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毛替え
水曜日、豪雨のさなかに出かけて毛替えをお願いしていた弓を受け取って来ました。さっそく弾いてみると音の立ち上がりが早くなり、雑音が少なくなったような気がします。もう少し早くお願いすべきでした。ちなみに、脱色が弱いようで、なんとなく黒味が残っているのが個人的には良い感じがしています。
P.S. 人間の毛も、こんなに簡単に新しフサフサに替えられると良いのですが・・・
イタリアGP表彰台でのでのフェリッペ・マッサ
もう先週末の出来事ではありますが、私自身が感じたことの記録として残しておくのが良いかと思いましたので忘れないうちに書いておきます。Formula One イタリアGP表彰式でのこと。
4位でレースを終えるかに見えたウィリアムズのフェリッペ・マッサが、ニコ・ルズベルグのエンジンブローによりまさかの4位フィニッシュ。今年はウィリアムズのマシンを駆るとは云っても2006年から昨年まで8年までフェラーリで走ったドライバーだ。昨年まで応援してくれたファンの前での久し振りの表彰台がよほど嬉しかったのだろう、表彰台での英語でのインタビューが終わらぬうちに、イタリア語で喜びを爆発させていた。
そうだろうと思う。思い起こせば2008年、最終戦の最終コーナーで失った「フェラーリでの幻のチャンピョン」。あの時タイトルを取ってさえいれば、それ以降のリザルトに関わらず歴史に残るドライバーとなれたのに、それ以降は目立った戦績を残すことができずに、ウィリアムズに移籍することでかろうじてF1ドライバーとしてのキャリアを重ねることができたマッサ。そんなマッサをフィフォシは忘れていなかったのだから、彼らの前での久々の表彰台が嬉しくないわけはない。
レース後のインタビューで「もう若くない」などと口にしていたマッサだが、低年齢化が進む現代F1にあって34歳はすでに超ベテラン。自身のF1でのキャリアを考えて思わず口をついた「若くない」であったのだろう。幸にして戦闘力を取り戻した2015年のウィリアムズ。来季のシート確保は難しくないかも知れないが、若く才能あふれるドライバーのためにシートを開け渡さなければならない時が遠からずやってくる。そんなことも考えてはいるマッサなのだろうな。
これまで、私の好きなドライバーランキングの上位にいたわけでもないマッサだけれど、イタリアGPの表彰台を見て、なんだか急に好きになってしまったマッサであるぞ。
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これ、1台欲しいんですけど
はっきり云って、1台欲しいんですけど。これでサーキットを走ってみたいです。
HONDAです。Project 2&4と云う名前だそうです。ホンダの2輪部門と4輪部門のコラボレーションによって出来たプロトタイプだそうです。後輪駆動で全長3,040mm×全幅1,820mm×全高995mm、405kg。パワートレインはMotoGPクラスに参戦するRC213Vをベースにした215ps/13,000rpm&118Nm/10,500rpmの排気量999cc V型4気筒4ストロークエンジン。6速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わたミッドシップ。市販されるの?おいくら?ホンダなんだからワンメイクのレース、やるよね。1台買って参戦だ!
注:本日掲載の写真はhttp://www.webcg.net/articles/-/33089 掲載のものを借用し、若干の加工を施したものです。
お化けキノコ
先週土曜日の散歩の時に、あちこちにたくさんのキノコが生えているのに気が付きました。考えてもみれば秋はキノコの季節ですから当然と云えば当然でしょうか。
と云う訳で今日の一枚は、恩田の森のキノコ。しかしこのキノコの傘が溶けたような不気味さはなんなんでしょうね。一見美味しそうに見えるキノコが実は毒キノコだと聞いたことがありますが、その説からすると、実はこれは食べられる?
2億5000万画素!
日本の電子機器の大手メーカー、キヤノンが2億5000万画素(19,580×12,600)のAPS-HサイズCMOSイメージセンサーを開発したとの事。
一般的なカメラに搭載されているイメージセンサーとしてはHASSELBLADやPHASE ONEと云ったプロ(コマーシャル)向けのカメラの6000万画素、PENTAX 645Zの5140万画素、キヤノンEOS 5Dsの5000万画素、Nikon D810の3600万画素辺りが最も画素数の多いカメラをして知られているが、今回キヤノンが発表した2億5000万画素はまったくの桁違い。
高画素=高画質と勘違いする向きも少なくないが、高画素が高画質実現のための要素の一つであることは事実。とは云え、いったい全体どんな分野でこれほどの画素数に対するニーズがあるやら。郷秋<Gauche>などはD800の3600万画素でさえ持て余し気味であるので、ごく一般的な写真愛好家にとってはNikon D600等の2400万画素でも十分以上だと思われる。
ホントに必要なのかと云う意味では超高倍率のズームレンズ、例えば2000mm相当(フルフレーム換算。実焦点距離は4.3-357mm)の光学83倍の超望遠ズームレンズを搭載するNikon COOLPIX P900なども実に怪しいカメラだ。お月様やヒコーキを撮ると云うのならば、実に具合の良いカメラと云う事になるが、もし、盗撮目的で使ったとすると、かなりヤバい事になりかねない。
何でも規制、規制と云うどこぞの国の公安当局が、良くもこのような商品が当たり前のように販売されていることに「いちゃもん」を付けないものだと、不思議でたまらん郷秋<Gauche>であるぞ。
と云う訳で今日の一枚は3600万画素の Nikon D800で撮った夏の名残りの百日紅。百日間紅い花が咲いていると書いて「さるすべり」と読ませるのも面白けけれど、百日咲いているなら7、8、9月だ。夏の花と云うだけではなく、初秋の花とも云える百日紅である。
ところで、この上に表示されている小さな画像が384*256=98万画素、クリックして見られる大きな画像が1280*854=109万画素。Webで使うだけなら100万画素で十分と云う訳ですな。
玉簾
昨日の散歩の帰りがけに、奈良川の護岸壁で咲いているのを見つけました。大雨が降った時に土と一緒に流された球根がここに流れ着き、根付きそして花を咲かせたと云う事なのでしょう。こんなに大振りで美しい花を咲かすのに雑草のような強さ。我が家の庭にも植えてみたい花の一つです。
MRJ、10月に初飛行
当初の予定では、ローンチカスタマーであるANAに量産初号機が既に納入されているはずであったMRJだが、開発は遅れに遅れて現時点でのANAへの引き渡し予定は2017年4-6月が見込まれているが、それに先立つ試験飛行がいよいよ今年の10月後半から開始されることが発表となった。
10月からの県営名古屋空港、北九州空港を中心とした国内での試験飛行を経て、2016年夏からは米国米ワシントン州モーゼスレイク空港を拠点に試験飛行を実施して型式証明取得を目指すと云う。5機製造した飛行試験機を全て持ちこんでのテストも視野に入れていると云う事だが、これは自力でワシントン州まで飛んでいくことを意味しているのか。
航続距離がさほど長くないリージョナルジェットたるMRJだから、北海道から千島列島、アリューシャン列島を島伝いにアラスカに飛び、その先はカナダ西海岸に沿って南下しモーゼスレイクへ向かうものと思われるが、考えてもみれば型式証明も取得していない航空機で北米大陸まで飛んでいくと云うのは、勿論飛んで行けると云うデータに裏付けられた自身があってのことだとは思うけれど、それにしても大冒険であるなあ。
1964年東京オリンピックの功罪
いまどき、東京オリンピックと云えば2020年に開催が予定されているものを指すのが常識だとは思うけれど、私にとっての東京オリンピックは1964年の東京オリンピック以外には無い。
オリンピックで行われた各競技に取り分け興味があったわけではない。東京オリンピック、それ自体に意義があったのではなく1964年と云う年が、太平洋戦争で焦土と化し、物心共に疲弊した日本が20年間引きずってきた戦後にピリオドを打ち、1973年に至る高度経済成長期仕上げの9年間が始まる大きな節目の年となったからである。
1964年東京オリンピックに合わせて東海道新幹線や首都高速道路が開通し、東名高速道路の建設は最終段階を迎え。日本は敗戦からの復興を世界にアピールし、先進国クラブへの仲間入りを果たした。その後も浮き沈みはあったものの経済成長は続き、日本人は更なる経済的、物質的な豊かさを手に入れた。しかし、一方ではこの間に多くのものを失った。
東京オリンピックの前には、<Gauche>が幼年期を過ごした福島では春になれば田んぼでセリを摘み、秋にはイナゴを取ることが出来た。切り出した材木を載せた馬車が、湯気の立つ馬糞を落としながら我が物顔で通りを歩いていた。日本全国どこを見渡しても、そこには豊かな自然があった。まだ自家用車を持てる人は少なかったけれど、その代わりに全国の主要都市では路面電車が庶民の足として活躍していた。
日本と日本人は、豊かで美しい自然を失った。ゆっくりとたおやかであった時間の流れを失った。思いやりに満ちた温かな人と人とのつながりを失った。経済的、物質的な豊かさを手に入れた一方で、人には創ることの出来ない、お金では買うことができない大切なものを失ったのだ。
2020年東京オリンピックで、果たして私たちは何を得ることができるのか。たくさんのメダルを手にすることができるのか。果たしてそのメダルの数にどれほどの意味があるのか。更なる経済的、物質的な豊かさを手に入れることができるのか。そもそも、今以上の経済的、物質的な豊かさを私たちは必要としているのか。
1964年東京オリンピックでは、私たちは輝くばかりの経済的、物質的豊かさに目がくらみ、失ったものの大きさいに気づくことは無かった。あるいは気づこうとしなかったのか。私たちは性懲りも無く同じ過ちを繰り返そうとしているのではないか。50年前に私たちが得たものと失ったものとを思い出すべきだろう。失ったものがどれほど価値あるものだったのか、得たものにどれほどの価値があったのか。もし、同じことを繰り返すのならば、それは私たちが歴史から何も学んでいない愚者であることを自ら証明する行為に他ならないことに気付くべきである。
この際、オリンピックを止めませんか
国立競技場のデザインやり直しだけでもうんざりしていたところに、今度はエンブレムの取り下げ、再公募ですか?次々に噴出する不手際の責任をだれも取らない不思議。一体全体どうなっているんですかね。この際、オリンピックを止めませんか。総予算2兆円とも云われる2020年東京オリンピック。その予算のすべてを3.11大震災の復興と、大震災に伴う原発事故の収束と福島県の復興に投入したらどうですか。見かけだけの復興、福島県民を小馬鹿にしたような事故処理ではなく、心の復興、美しい自然の回復の為に2兆円を投入するのです。2兆円でも足りないかも知れないけれど、利権と欺瞞、不正と無責任、見せかけだけの薄っぺらな似非文化を世界に発信する罪を冒して恥をかくよりも、100年後、200年後の日本人の為に使う2兆円の方が、はるかに価値があるんじゃないかと、郷秋<Gauche>は思うんですよね。
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