周知のように、昨日7月20日に「ガールズ&パンツァー 最終章」第1話特報の映像が公開されました。公式ブログでの紹介記事および映像はこちら。
公開映像は、内容的にはごく一部ですが、新たなチームとして岡山県のBC自由学園が登場しています。テレビシリーズから劇場版に至るまで全く見られなかったフランス軍テイストの戦車道チームがようやく出てきたか、と感動いたしました。
大学選抜チームのアズミの出身校でもありますから、アニメ化の可能性は高いだろう、と以前から噂されていましたが、その通りになったわけです。楽しいことですね。
上図の新キャラクターもチームの一員なのでしょうが、本当に日本人か?と思ってしまうような外見です。他の二人も似たり寄ったりですが、ベルばらの三人組が元ネタだとしたら、上図はオスカルっぽいかな・・・。それにしても校章つきのケピ帽みたいな制帽がカッコイイです。これまでの高校戦車道チームで制帽があるのは黒森峰女学園だけでしたからね・・・。
そして、BC自由学園チームの戦車はフランスのソミュアS35です。これには驚きました。
なぜかと言うと、以前の記事にて紹介したように、「月刊戦車道」の公式試合設定資料等において列挙されていたBC自由学園チームの保有車輌は、オチキスH39、M5、B1bis、M4A1(76W)の4種類で、ソミュアS35は無かったからです。ソミュアS35を所有するチームとしては、ヴァイキング水産高校、マジノ女学院が挙げられていたからです。
ですが、BC自由学園チームはさらにソミュアS35も所有していた、ということになります。しかも特報映像では3輌が作戦行動中とおぼしき姿で、先頭車のみが上図にて左側面前方に緑のスペードのマークをつけているのが確認出来ます。
このスペードのデザインは、コミック版の「激闘!マジノ戦ですっ!!」に出てくるエクレール搭乗車のソミュアS35にもついています。これによって、マジノ女学院チームがソミュアS35を擁してアニメ本編に出てくる可能性は一気に薄らいだ気がします。ちょっと残念ですね。
また、ソミュアS35が登場したことにより、今後は全国の模型店にてタミヤやエレールの同戦車のキットが売り切れて無くなるものと思われます。今すぐ購入するか、通販で確保するか、ですね。
私自身は既にタミヤのキットを調達済みです。半年ぐらい前にブックオフで500円の中古品を見かけて買ってしまったのです。一時は、これでマジノ女学院チームのエクレール搭乗車を作ろうかな、と考えたのですが、車体色がよく分からないうえに、ブルーのスペードマークのデカールをどうするかという問題があったため、諦めていたものです。
ですが、今回の新情報に接したことで、ずうっと積んであるだけのキットが活かせるかもしれないな、と思いました。
さて、とりあえずの疑問点は、BC自由学園チームの戦車はこのソミュアS35だけなのか、ということです。果たして、「月刊戦車道」で紹介されるオチキスH39、M5も出てくるのでしょうか・・・?
なお、B1bisは大洗女子学園カモさんチーム、M4A1(76W)はサンダース大付属高チームのアリサ車として登場していますので、おそらくBC自由学園チームの車輌としては出てこないだろうと思います。これまでのガルパンシリーズにおいて、複数のチームが同種同一の車輌を運用していたケースは皆無であるからです。
ともあれ、今後が楽しみになってきましたね。