ステップ2の続きです。上図のようにドラゴンのサスペンションにタミヤの転輪を組み合わせましたが、さほどの違和感はありませんでした。ただ、タミヤのパーツは幅がやや小さいのか、それともドラゴンのパーツの軸幅が大きいのか、僅かに隙間が出来ます。完成すれば殆ど見えなくなりますので、気にしませんでした。
御覧のようにVVSSは初期型のパーツが入っています。今回のキットには後期型のパーツも含まれるので、仕様に合わせて自在に選択出来ます。ファインモールド発の公式キットには後期型しか入っていませんので、劇中車を公式キットで作る場合はVVSSのパーツはアスカのセット等に交換する必要があります。それも、今回ドラゴンのキットを選んだ理由の一つでした。
パーツの合いも良く、スラスラと組み上がっていきました。
完成しました。ガルパンのサンダース大付属高校チームの戦車は全てVVSSが初期型になっていますので、劇中車再現を目指すならば、この種のパーツは必須です。
誘導輪以外の車輪類が全て組み上がって出揃いました。
ステップ3では、背面部を作ります。ガルパン仕様への注意点として、H6における修正が一ヶ所、D20とD23が逆であること、A41の向きを逆にすること、K6が不要であること、の四つが挙げられます。あらかじめH6に裏から開けておく穴も、下中央のK7用の二ヶ所のみで足ります。
関連パーツを全て切り出して準備しました。
まず、パネルのパーツH6において、修正が一ヶ所あります。エンジン点検ハッチの両側にある三角の突起が、劇中車にはありません。
ワンシーンで見ますと、エンジン点検ハッチの両側にある三角の突起がありません。おそらく省略されているのでしょう。ケイの搭乗車を作る時においても同じ修正が必要です。
エンジン点検ハッチの両側にある三角の突起を削り取りました。
続いて、H6に裏から開けておく穴も、下中央のK7用の二ヶ所のみとしました。
D20とD23の配置は、劇中車においては逆になっているほか、三個のリベットが省略されています。
それぞれの三個のリベットを削り取りました。
全てのパーツを組み付けて仕上げました。ハッチのハンドルH28は、作業中に誤って折ってしまったため、ジャンクパーツから同形のものを調達して取り付けました。今回のキットの不要パーツにもハンドルのパーツが幾つかありましたが、形状が違いました。 (続く)