去る12月7日に太田出版さんより刊行された、 「CONTINUE SPECIAL ガールズ&パンツァー」です。2018年1月の「CONTINUE」創刊号に先駆けて発売するプレ創刊号としての位置付けで、「最終章」第一話の劇場公開を記念して全50ページの特集が組まれています。
アマゾンでの案内情報はこちら。
発行部数が限られているという噂の通り、書店では見かけませんでしたので、発売日に買えませんでした。それで、数日後にアニメイトへ行って買いました。アニメ系の雑誌でもないのに、書店よりもアニメショップのほうに在庫があるというのも変わっています。ガルパンの人気が全然衰えていないことを改めて実感させられます。
内容的にはインタビュー記事の羅列ですが、対象人物の多くが、最近にファンになった方々である点が、これまでの類似本との違いです。後からファンになった方ほど、理由や動機付けや切り口が多様になっていると言われますが、まさにその通りではないかと感心するような内容でした。
個人的には、推理作家の芦辺拓さんの御見解が大変に興味深かったです。小説家らしい観点で、見事に本質を把握されておられますので、三度ほど読み返してみれば、より深い納得感に包まれます・・・。