ステップ8では、ステアリングロッドを取り付けます。今回のキットにおいて、最も細かいパーツを組み付けますので、慎重さが求められると思います。
このように、細いパーツを組み付けますが、取り付けそのものは難しくありません。
組み付けました。歪みが出ないようにチェックしました。
反対側も同じように組み立てて完了しました。
ステップ9は車輪の組み立て、ステップ10は車輪の車体への組み付けです。ポリキャップを使用するので、第1転輪以外は取り外しも自在です。転輪のゴム部分の塗装は、取り外した状態で施すほうが楽なので、転輪が取り外し可能なのは有り難いです。
パーツを全て切り出して並べました。
組み上がりました。第1転輪と第2および第3転輪と第4転輪は細部が異なるので、間違わないように気をつけました。
車体に取り付けてゆきます。このうち、前の誘導輪と後ろの起動輪は付けたままでも塗装が出来ますが、私の製作では取り外して塗装する予定です。
ピッタリと組み合いました。定規を当ててチェックしましたが、寸分の狂いも見られませんでした。さすがは安定のタミヤです。
ステップ11では、履帯を組み立てます。この種の組み立て式履帯としては、楽な方に入りますが、気を抜くことは出来ません。
パーツ数も最低限におさえられています。全てを繋いでおいて、接着剤が乾いて固まらないうちに、車輪に巻き付けて形を付ける、という方法を採りました。一ヶ所だけ接着せずに、取り外しが出来るようにしました。
車輪に巻き付けて形を付けた状態です。しばらくしてからそのまま外して乾燥させました。
反対側の履帯も、同じように組み立てました。
ステップ12では、エッチングパーツのルーパーカバーの形を作ります。
上図の右側が治具のB20で、これによって中央のエッチングパーツ3に形をつけます。
ガイドの指示通りに手順をふみ、上図のように仕上げました。これはBT-42においても同じですが、後のステップにてルーパーカバーの上面に付けるハンドルの向きが逆になります。アニメ劇中車の特徴の一つですが、おそらくはアニメ化にあたっての差別化の一環でしょう。 (続く)