ステップ20では、予備履帯、外部燃料タンク、バックランプなどを取り付けます。予備履帯のH25、H26は塗装後に取り付ける予定です。
ステップ21では、車体前部にチェーンを取り付けますが、コミックの劇中車にはついていませんので不要です。
なので、ステップ20の工程のみをやりました。
ステップ22からは砲塔の組み立てに入ります。
関連パーツを切り出しました。砲身はポリキャップ使用によって可動することになっていますが、実際にはあまり動きません。俯仰角が狭いうえに、キツい感じではめ込みますから、ほとんど固定状態になってしまいます。
組み上がりました。
ステップ23では、砲塔の各部品を組み付けます。ペリスコープの頂部はキャップ無しのH41、キャップ有りのH42のいずれかを選択しますが、コミックの劇中車はキャップ有りですのでH42を使用します。
パーツ類を並べました。
組み上がりました。
ペリスコープの頂部パーツはキャップ有りのH42を使用します。
完了しました。
ステップ24は省略、ステップ25がラストです。
塗装前の組み立てが全て終わりました。
こうしてみると、BT-42との相違が色々と明確に分かります。フィンランド軍が鹵獲したBT-7をどう改造してBT-42に仕上げたかが理解出来て興味深いです。例えばBT-42の砲塔などは、元のBT-7の砲塔の上にさらに鋼板を繋ぎ足して高さをとり、後ろにも大きく拡張して箱型の空間を確保したのだと分かります。
塗装に入りました。サーフェイサーによる下地作り、本塗装を行いました。車体色は、前に述べたように、コミックの劇中車の描写からフィンランド軍のグレーグリーン系と推測しました。それに近い色としてミスターカラーの52番のフィールドグレー2を選び、それにホワイトを少し混ぜて明度を少し上げたカラーにしました。それで車体や車輪や砲塔などを全て吹き付け塗装しました。履帯は28番の黒鋼色で塗りました。
ヘッドライト内部は8番のシルバーで塗り、その後にレンズのパーツG1をはめ込みました。
塗装作業の途中の様子です。
転輪のゴム部分はポスカの黒で塗りました。私の製作においては、戦車も車輌の車輪のゴムおよびタイヤは全てポスカで塗っています。簡単だし、手間もかかりませんので、必需品です。筆塗りするケースがほとんど無くなっています。 (続く)