ステップ3では足回りを組み立てます。背面にセットする2個のボックス、H14およびH15のパーツ一対は不要ですが、ファイアフライテレビ版の製作で使用しますので保管しておきます。
ステップ4から上部車体の組み立てに進みますが、今回の制作の最大の工作ポイントとなる車体前半部のカットおよび交換を含みます。さらにステップ5では後部天板A9の改造を行います。
ステップ6までに取り付ける車外装備品類は、全て塗装後に取り付ける予定です。
ステップ3の組み立てを進めました。
ガイドの指示通りに進めました。
これで足回りの工程は全て完了です。サスペンションは動きます。転輪は回ります。
ステップ4に進み、勇気をふるって車体パーツA2を両断しました。カット線は砲塔ターレット穴の中心を通る中央線を軸に約2ミリの範囲内にトレースし、金属定規にハイパーカットソーをそわせて一気に切り離しました。それから2ミリの隙間をこしらえるべく、ヤスって断面を整えました。
ここで切り離した車体前部を、今後製作予定のファイアフライテレビ版の車体前部と交換するわけです。
そのまま使用する車体後部における組み立てを進めました。ガイド指示の通りです。
作業に先立ち、天板のA9の改造を行います。キットのパーツはM4A4ですから、この天板も当然M4A4の形状で作られています。
ですが、M4A6の天板は独特のデザインであり、赤枠内で示したように、M4A4のそれとは形状が異なります。アニメのシーンでは見えない部分なので、ここでは実車の記録写真を参考にします。
そこで、不要なモールドは全て削り取りました。御覧のように長方形の穴があいてしまいますが、後の改造の過程にて自然に塞がりますので、問題はありません。
天板の改造の第一段階が終わったところで、車体後部を組みます。
天板を組み付けました。
ガイド指示にしたがってパーツを順に取り付けてゆきます。
組み上がりました。車外装備品類は全て塗装後に一括して取り付ける予定です。
ここで実車の背面の状況を確認しましょう。御覧のように、劇中車は背面に大きな排気口を付けないタイプですので、上掲の実車写真のような、フラットな背面にあわせて仕上げます。
なお、劇中車においては左右両端に予備履帯ラックが付けられていますが、これについては後の工程にて追加する予定です。
キットの背面パーツA27には、御覧のように背面収納ラックを取り付ける際の両脚の基部がモールドされていますが、これは不要ですので、後で削り取りました。 (続く)